「竹」を含む小説

創作とんち昔話

先の震災で住む家を失った生哉は親戚の家の厄介になることに。 他人の家に居候することに居心地の悪さを覚えながら、ある時、いつも通う図書館の軒下に燕の一家を見つけ、観察することに。 …

今や生活には切っても切れない存在となった小売業、ドラッグストア。 薬はもちろん、生活雑貨に食品に、衣類や雑誌、文房具まで取り揃えている。 しかも安い。 自宅のそばに一軒はあって…

※この話はフィクションであり、現存の凡ゆる個人及び団体とは一切無関係であります。ご了承の上、お楽しみください。 旧本居宣長邸鈴屋の移築に際し、敷地内から一通の手紙が文箱に入った…

「くらうど」あらすじ ある日、ハンバー店でハンバーグを食べていた私は、ふと店の外にホームレスの男と犬が居るのに気づく。男に話しかけると「そう、私は特殊な能力・・・そうですね、た…

　主人公は、中学校で習って以来、竹取物語を熟読している（かぐや姫への淡い恋心のため）。終いには、同じく竹取物語が好きな神様と議論をすることに。 　しかし、なんと神様は天人と倶に去…

　竹琉は義理の兄の松也の結婚式に来ていた。そこで心から祝えるはずだったが、祝えない事情があった。義理の妹の小梅の存在である。そして、竹琉は兄と妹との板挟みで結婚式を迎える。

会社に嫌気がさした男は竹芝側からレインボーブリッジに渡り、海に飛び込んだ。 陸から海へと人生の舞台を変えた男は海中を、時代を縦横無尽に泳ぎ回る。そこで出会う魅力的な生き物たちとの…

竹籠の中にいる彼女の独白。

篠勇太、東京大学教養学部２年生。将来の夢、高校の国語教員。全てが順調な人生、だと思ってた――。

「赫映姫」は「かぐやひめ」と読みます。賽の河原のお話と、かぐや姫のお話を合体させまして。七五調で書いておりますので、リズムもお楽しみください。 自主企画『童話パロディー集』（h…

　昔は昔、日本がまだ江戸時代の頃。それは大層お転婆な姉妹がいたそうな。 　お松とお竹の姉妹は元気一杯、今日も木刀片手に剣のお稽古。その腕前は男の子でも太刀打ちできないぐらいに強い…

　昔々、ある地方――伊予之二名島（いよのふたなじま）には人間は居ませんでした。正確に言えば『鬼』が喰らい尽くしてしまったのです。日の本の民は希望を失い、生きる望みさえ消え失せてし…

天涯孤独の身となった事代煌は田舎の親戚の家に身を寄せることとなる。 竹藪で何かと出会い、片目を病んだ彼は、季節外れの転校生と出会いを切欠に街全体に取憑く怪異に引き寄せられていく。…

昨日と同じ今日、今日と同じ明日。 今では対立するUGNとFHという構図もその一つだ。 だが、そんな『非日常』ですら変貌することもある。 かつてFHセルリーダー『シンデレラ』だった…

気絶から目覚めると、そこは戦国時代だった。未来の記憶からそこは天文一六年の熱田であり、自らは松平竹千代になっていた。 そして更なる記憶が自らを苛む。それは将軍となり、幕府を開いた…

童貞捨てたい松ちゃんに、年上限定の竹やん、ファンタジー世界の住人・梅さんの松竹梅トリオは高校2年生。夏休み前のある日、三人で話しているうちに三次元VS二次元の恋愛トークで大激論が…

　竹井田晴信は、霧衣の国主であり父親の孝信の悪政を、民から訴えられた。家臣らからも勧められ、父を姉婿のいる茅野へと追放する。 　父親が国内の里の郷士から人質を取っていたと知り、そ…

　大学一年生になったばかりの主人公――市川夏。 　彼は、とある事情から一人の少女を家に住まわせていた。 　その少女の名は『かぐや』 　特技は重力を操ることと、黄金に光る…

日本に似ているが少しファンタジーな世界ラースの中の小さな国、ヒノモト。 その更に辺境の田舎に住む青年ナキオは、類いまれなる剣術の天才だったが、その能力を畑の害獣駆除程度にしか使わ…