「王子 王」を含む小説

　※過去作品「王様の旋律」の加筆・修正版です。 「あーもうっなんでこんなめんどくさいこと私がしなきゃなんないわけっ？」 　舞台は音楽と精霊を愛する国・ガレルーチェの都、エテルノ。…

二人だけで旅をしていた人間族と思われる少年、トモカサと、精霊族の少年クリーム。 行った先で仲間が増えて行き、途中からリオ、カリン、マー君と増えていくが、彼らは狙われていた。 そう…

昔よく遊んでいた王太子殿下が、隣国のご令嬢と結婚するとお聞きして

【KAC】4回目ささくれ。「甘くないお仕事」SS（連作になっております） 黒狼隊隊長イザック・リベリュルは頭を抱えていた。 隣国の王子が留学を願い出て来たのだ。彼は以前キアに助…

　王族として産まれるが、双子は忌み子とされ、片方は産まれた事を隠される。 　弟に勇者の証があるとされ、王は兄の方の遺棄を部下に命じ、箱の中に入れて川に流した。 　勇者が誕生す…

　世界には運命のオメガという存在がいる。 　人々は運命というものが、アルファとオメガの間でのみ存在するツガイ相手であり、切っても切れない運命のツガイだと信じていた。 　だが、運命…

これは、後に勇者カズンと呼ばれる前世不遇のモブ男子が、異世界転生して勇者に覚醒する前の、穏やかだった少年時代の物語。 ◇◇◇ 王家の末っ子、王弟カズンの前世は典型的な不遇モブ…

伯爵令嬢のセーラローズは父が反逆者として疑いを掛けられたことから、助けを求め旅立つ。 　王都手前の峠で山賊に襲われた時に出会った青年から、 　「その顔にアメジストの瞳とは……。そ…

身分違の恋に落ちた王子様は「真実の愛」を貫き幸せになりました。 物語では「幸せになりました」と終わりましたが、現実はそうはいかないもの。果たして王子様と本当に幸せだったのでしょう…

ベルガモット王国のガブリエルは第二王子である。 可愛い顔立ちに華奢で小さな身体、声に言葉遣い、仕種に加えて常にドレスを着てお姫様のように振る舞うのだから、家族をはじめ臣下にとって…

王に見捨てられた王妃リュンヌは、自身の息子・第一王子を喪い、更には息子の存在を抹消されてしまう。 彼女は息子の無念を晴らすために悪魔と契約したことで、側室の息子アネモスの暗殺を計…

辺境伯爵である俺は、いい噂を聞かない公爵家の令嬢と婚約することになった。なんでも、その令嬢は王子の弟であるクレバー王弟をいじめたとか...実際は確かに、選民思想は強いが優しい女の…

　犯罪者の集団が多く潜伏している大都市、シティフィアキンフォグ。 　この大都市の犯罪者を片付けるために、この町の王が聖女を召喚することに。 　召喚で出現したのは聖女だけではな…

ルイ王国のラズ公爵家の令嬢リーゼはルイ王国王太子のマーカスと婚約破棄を行った。 マーカスの不貞が原因でリーゼの長年の妃教育を加味した慰謝料は 広大な領地、　莫大な賠償金、　リー…

エルフが王族のエレンジア王国の第一王子ライリーは、次期王位を継ぐために軍人になっていた。だが平和なエレンジア王国では、山賊を討伐するか、国内の危険な魔物を倒す日々を送っていた。し…

バレンタインデー前日のナヴィリア王国、レオン王子と盟友ヴィヴィシア公爵オルソーが王都の二つの食糧庫を占領した。 その理由は「バレンタインデーの中止を推し進めるため」。何とも馬鹿げ…

「・・・もう一度言ってください」 「だから、お前には付き合ってられん。離婚だ、離婚！」 結婚生活約半年。 夫にそう告げられた。 その上、 「ビーチナ王聖女と結婚する！」 …

ノヴァリア王国第3王子であるトゥーリは、英雄王呼ばれる祖父に憧れていた。いつかは自分も武功をたて、兄を支えていきたいと思っていた。しかし、トゥーリが5才のある日祖父と共に視察に行…

父王の命令でジョード星から修行にやってきた王子の社会勉強の成果は？

中央大陸の北東に位置する小国グランベル。弱小と言って過言ではないこの国の王子の『子守り』として雇われたのは魔導師だった。人に似て、人では決して扱うことのできない絶大な『魔法』を用…