「現代短編」を含む小説

二月末という中途半端な時期に転校してきた俺は、青春委員会のスカウトに来たという久留宮空子と出会う。 活動内容は、この学校に古くから残る卒業生達の負の想念と戦うことらしい。

自粛期間。 ならばstay dome！ かまくら作りのすゝめ、永久保存版(知らんけど)。 これが私のおうち時間。ソーシャルディスタンスは万全です。

【短編】 点穴（てんけつ）の達人で、暗殺を仕事とする主人公。彼はある呪術師の呪いにより、殺すたびに苦痛を受けるという贖罪を背負っていた。 ある日、華僑の秘密結社のボスから仕事の依…

ある日『白雪姫は毒リンゴで殺された』と書かれた張り紙がされた。 その学校では、白雪姫と呼び慕われていた人物が、転落死していた。 警察は自殺と判断したが、張り紙には、殺されたと書か…

世界には魔女が本当にいるんだけど。 何で俺は男なのに、魔女の力なんて持ったんだろうか。 そのせいで、こんなに苦しむ事になるなんてさ。 ────── ノベルアップ＋で開催された「恐…

多忙な夫をもつ瑠美は、ホワイトデーのディナーを仕事を理由にキャンセルされるが、当日の夫の不可解な行動に頭を悩ませることに。 大人の夫婦のホワイトデーのお話。

蹴られた。突然に、何の前触れもなく、私は飛ばされた。 変わり映えのしない毎日、誰からも見向きもされず道に転がっているだけの日々。 そんな日々を過ごしていた「私」は、ある日少年…

　普通の生活をしていたぼくは、親友である成安の最後に立ち会えなかった。 　だから後悔を胸に必死になってその幽霊を探す。 　悲しみを受け入れ別れの言葉を告げると、ぼくは前を向いて人…

※「即興小説トレーニング」なるサイトで書いたものを推敲し、カクヨムに移した作品です

女の裏は男のそれより黒く、甘く、とろりとした蜜で満たされている。 その蜜は女にとって最高の毒。 自分を満たす為に女は今日も毒を掬って浴びる様に飲む。 その先にあるのは…… …

　就職活動を控えた大学三年生の「武田和人」は、ある日自宅で激しい頭痛に襲われて目を覚ます。 　そして、違和感を覚えながらもいつも通り大学へ行こうと準備をしようとする和人の目に、あ…

浦島太郎と乙姫の確執から始まった戦争は、現代へ脈々と受け継がれていた。 浦島太郎の末裔、浦島麻美は中学一年生の春、海洋魔法少女として、乙姫の怪物・アビスを退治することになる。 …

去年はこういう方が沢山いらっしゃったんじゃないかなぁ、と思いながら書いてました。 この前まではSkypeくらいしかなかったのに、いつの間にかZoomやらTeamsやらで飲み会やっ…

昔、名前も知らない誰かに命を救われた。 僕は、僕にとって英雄になったその人みたいになりたくて今まで生きてきた。 なのに、どうしてこうなったんだろう。

藤崎心美と藤崎綾乃。同姓であり、家も隣同士だった2人は嘗て誰よりも親しい親友だった。しかし、心美は次第に綾乃に対し嫉妬心を抱き、疎遠になっていく。そして、悲劇は起こる……。

同級生の桐生景虎君は、悪い人ではないけど適当なことを言って相手を煙に巻いてばかりの、人となりがよく分からない不思議な人だった。 ある日私は、彼が廃部になったスケート部の部室の鍵を…

アオイの親友、アカネは彼氏と別れ、数日にわたって凹んでいた。 見かねたアオイはアカネに通っている大学にある『お悩み相談』を受け付けている心理学の研究室へ行くことを勧めることに。し…