「童話ではないかも」を含む小説

何かがおかしな国プリトニアで王の執事をしているリチャードは他の国への留学を機に、そのおかしさに気づく。王にそのことを訴えても、受け入れられない。だがその物語は王とリチャードの子供…

ペンギンと人間が共に暮らす国。 この国では、大人になる儀式として、それまで人生を共にしてきたペンギンとの「別れ」を経験するという風習があった。 ある日、その儀式を目前に控えた主人…

小学生の少女、愛はある日、不思議な扉の中に迷い込んでしまう。四つの扉を抜けたその先に彼女を待ち受けているのは何か。 6話完結で、童話的な感じになる予定です！ 無事(？)完結し…

魔女とお見合いをした「僕」。二人で出かけると・・・。 とても短い連作読み切り。

自主企画『同題異話・九月号　さいわいなことり』に参加させていただきます。

「赫映姫」は「かぐやひめ」と読みます。賽の河原のお話と、かぐや姫のお話を合体させまして。七五調で書いておりますので、リズムもお楽しみください。 自主企画『童話パロディー集』（h…

　ある夜、金色の光が空を流れた。若きグルガであるエントは、丘の上でそれを眺めていた。僧院に戻ったエントは、長であるオノル師から旅立つように指示される。それが彼のフィージョであると…

「しょうじょう寺の狸ばやし」とナチス・ドイツという異色のコラボレーション童話（←童話？）

　人間のみならず、この世に生を受けしものは、何かに憧れながら生きていると言っても過言ではない。その憧れは、時には妬みという名の刃にもなる…… 　これは、空に憧れし小さな雛鳥と、重…

失敗続きの新米社員、賢一。クリスマスの夕方に乗った電車の中で、一人の少年と出くわします。彼が吹くリコーダーの音色を聞くうち、賢一は遠い家族のことを思い出します。

まいど、幻灯屋でございます。 摩訶不思議な幻灯機が映し出す、どこかの誰かの思い出話。 夢か現かウツツかユメか。どうかごゆるりとお楽しみくださいませ。

高校の文化祭用に書き上げたんですけど「なんか一般受けしなそう」「２ちゃんっぽさがぬぐえない」などの理由で没にされた台本です（くそったれ！！！！） 悔しすぎるので供養。 〆切が〆…

どんな本の登場人物だって、世代交代がある。 病気や様々な事情で働けなくなる。 しかし読む人のために、人材は確保しなければならない。 「全ては読者の為に」 彼はその精神で、今日…

雪の降る夜は静かすぎて何だか怖い。 そう言うと父さんは小人の国の話をしてくれた。小人さんは雪を作っているんだって。 ＊＊＊＊＊ こちらの作品は小説家になろう、ノベルデイズ、カ…

ひさしぶりの投稿です。

それでもがんばったくんにがんばったを食べて欲しい人は、今の環境から逃げてくださいね。

　その毛虫は蛾の幼虫なのに、綺麗な蝶々に憧れていました。綺麗な蝶々になるために、彼は努力を惜しみませんでした。でも、彼はどうやっても、茶色い蛾の子だったのです……。