さいわいなことり
卯月
旅立ち
「さようなら」青い小鳥が言いました。「ぼくはこれから旅に出るんだ」
いつの日か行こうと決めていたのです。自分の翼で、ただ飛ぶために。
「わがままはおよし」と母はさとします。「ここがいちばん幸せなのよ」
「
なぜだろう。それでもぼくは、果てしなく広い世界を見てみたいんだ。
この窓の向こうの空は青くって、どうしようもなく心がさわぐ。
「
さいわいなことり 卯月 @auduki
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