「童話ではないかも 童話」を含む小説

「サラ、眠れないの？　じゃあ、ちょっと散歩に行こうか」 　サラは、動くクマのぬいぐるみのマルクといっしょに、楽しい夜道の散歩に出かけた。 　花のドレスで踊る妖精に、明かりを閉…

南から降る光のひと粒は、どこへと宿るものでしょう。

　童話のような恋をしてみたいけれど、まだ恋を知らない、美しい少女<メル・アイヴィー>。 　そんなメルに、ある一人の少女の恋物語が、胸のときめきを教える。 ー私にも王子様、いるか…

アメリカに長く住んでいた六十五歳の主人公は日本に帰国し、市民講座の教室で「男女の格差問題」をテーマに教えている。ある日、講座の教室に得体の知れない年寄りが現れた。彼は確かに「老人…

ぃま小説書ぃてる。。。 コメントつかなぃ。。。もうﾏﾁﾞ無理。。。。 ﾚﾋﾞｭーしよ。。。。。 ↓前回の投稿↓ 『強制トゥーハンド・パペット』 https://kakuy…

ひゃあ怖いー！！

ある日、目覚めたら見知らぬ猫たちの群れの中にいたクゥ。 記憶もなくなっちゃったけど、唯一親切にしてくれる小さな友達マメに色々教わりながら頑張っていく。 そんな新参者のクゥと群れに…

長い冬が続く世界にて、村はずれの屋敷を管理しつづける一人のメイド・アイヴィーはある日、小さな赤ん坊を拾う。赤ん坊を立派に育て上げようと決意したアイヴィーと、その子供が織りなす出会…

産まれて七日後の名づけの場で、妖精たちから目に見えぬ贈り物を授かったお姫様がおりました。 自分の国と国民を護る為に、賢さや勇気、やさしさや品格をつかさどる妖精達から様々な祝福を授…

これまでなににも現実感を持てなかった彰人は母の命日の叔父を名乗る老人と出会う。誘われるまま中国の山奥へ来て生活を始め、山に馴染んだころに１匹の虎を見かけ――

「あの子みたいになりたい」も「100歳まで生きたい」も、すべては"願いの枠組"のせい。 少女メル・アイヴィーは世話係のリゴと二人、夜空に浮かぶ展望室で暮らしていた。メルの仕事はた…

星降る夜のできごと

　１６才の頃に書いた散文詩のような童話です。あるいは童話のような散文詩と言ってもいいかもしれません。青春の不安定な心境のなかで無意識に書かれたものなので、これに解説を加えるのは困…

鬼が、桃太郎を育てる話です。

ちっちゃな敬語少女と野生的（？）大男の恋物語。 童話「赤ずきん」をモチーフにした完全オリジナル作品です。 若干ケモノ臭がしますが人間同士のお話です。 2013年1月～3月に書い…

ぼくルーちゃん。こねこのルーちゃん。 ぼくね知ってる。なんでも知ってる。 みんなはこねこだっていうけれど、ぼくね、なんでも知ってるの。 だってぼくもう大人だもん……

僕のとなりにはいつもゴミ箱があった。 それは他の人には見ることはできない。 そこにいらないものを捨てられる。 私物を入れたら、あるべき場所に戻ってくれる。 そんなどこか不思議なゴ…

ある日カラスは、一人の少女の音楽を耳にする。その彼女の声から、彼は大きくて、暖かくて、やさしい何かを感じた。

みんなが知ってる赤ずきんちゃんがちょっぴり間抜けで狼がもっと賢かったらこんな物語があったかも？