「夏」を含む小説

共同企画【#2023夏・猛暑xHNRもとい水着もいいよイラスト・小説企画】用に書いた中編です ◇ 　◇ 　◇ 友人に追い詰められて人間不信に陥った過去を持つ、男子高校生になり…

古いアパート 連日、根を詰めてレポート作成 気が立っていた時 ノックの音に気付いた 案外、こんなことはよく起こっているんじゃないか？

ここではない別の世界。 幻想と魔法が息づく処。 "あなた"はそんな異世界の、魔法学校に通う学生。 魔法学校は只今夏休み。 「人生でかけがえのない、“大切なもの”が森で見つ…

10月1日、25歳の誕生日の夜、一緒に食事に出掛けたのは絵になるくらい見た目の良い“先生”。 口から出てくる言葉は悪く、口に入れられる食べ物は極端に少ない。 34歳になった老人の…

よりにもよって今日でなくてもいいだろう、そんなお母さんの視線を受けながら、ユータは虫捕りに出かけました。ユータにとっては今日でなければならないことなのです。 『競作：虫取りする…

高校2年生の涼太は、夏の思い出を作ろうと一人で『藪知らず』へと肝試しに行く。 そこは、『入ると二度と出られない』という地元では評判の禁足地だった。

◇ある日、私の恋人が蘇った。理由は分からない。夏休みのある日、ただ突然に理由もなく目の前に現れた。 これは福音なのか、それとも怨念か。 私達はこの夏休みで、その謎を紐解いていく。

『競作：虫取りするガキをニコニコしながら眺めるお姉さんの謎』参加作品です。 謎のお姉さんと虫取り少年、寂れた村の夏の三日間。

　人口は約三万人。私達が暮らすこの町は、都市近郊ではあるが目立った産業も無く、ベッドタウンとして開発が進められてきた、特筆すべき所のない平凡な町だ。 　ただ、一つだけ、世界中で…

夏の長期休暇で実家に帰省した主人公は、小山にある神社の前で天気雨に降られた。それとともに思い出す狐面の少女との思い出。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、ア…

昭和二十年、夏。長崎の高等女学校の少女二人は、エス（少女同士の疑似恋愛）の関係にあった。戦争の終わりは近づいていたが、それを知らぬ少女らは、運命の八月九日を迎える……。「小説家に…

噂に聞く「ラジオ体操」という行事に巻き込まれてしまった女の子のお話。

『競作：虫取りするガキをニコニコしながら眺めるお姉さんの謎』参加作品。頑張って書いてはみた。そこら辺のガキに目ぇつけるお姉さんが普通なわけないし、目ぇつけられる方も普通なわけない…

　誰が誰を好きだとか、子供の時分には判らなかったことだろう。 　今になれば、妄想ありきでいいのなら、簡単に思い出せる。 　だけれどその時を生きる自分には、ちっとも判りゃしない。 …

夏真っ盛り、エアコンが壊れて男は安いネカフェに泊まるが、そこは曰く付きのネカフェだった──

昔々、ある村に“涼売り娘”というのがおったそうじゃ。 ※島田髷（しまだまげ）：日本髪において最も一般的な女髷。特に未婚女性や花柳界の女性が多く結った。 ※藤娘（ふじむすめ）：古…

妹の犯人を捜すために五百羅漢に、友人のKと忍び込んだ男は。

　百物語の六十話目、二回生の門野が語り出す。「夏になると、肝試しをする人がけっこういますよね。廃病院なんて行っちゃって……すごく怖いものを見たんです」