「一人称視点」を含む小説

うだつの上がらない毎日を過ごす三流大学生、倉木くん。 彼の周りで起こるちょっとおかしいできごとを描いた連作短編集です。

　リビングに入った時に「私」が気付いた、猫の異変。その原因は……。 　チョコチーノさまの自主企画「1000 words【創作企画】」への参加作品です。 　よろしくお願いします。

魔法が存在する異世界、 魔法とはけして万能ではなく、また神めいたものでもありません。 日常に根差し、ふっと起こる小さな奇跡、それが魔法なのです。 これはそんな魔法に関係した短…

「５分で読書」短編小説コンテスト参加作品です。 テーマは「通学路、振り返るとそこにいる」 登校班の副班長をしていた小学五年生の女の子。 彼女の視線で語られる雨の日の物語とは……。

　高校入学後、青春を夢見るだけで実現することが叶わなかった俺は、二年生になって以降、彼女のことをずっと見つめていた。それはクラスでアイドル的な存在である幼馴染に、俺の心情を悟られ…

愚かな大学生たちのお話です。 どうしようもなくて身動き取れなくなっている誰かに届けばいいなと思います。

　メカニックであるミカニの宇宙船が不時着した星は、剣と魔法のファンタジー世界だった。 　彼女が築いた工場拠点にはインテリジェンスソード、悪役令嬢と名乗るおかしな女、銃弾を回避す…

星を見ていた。 あの日も、星を見ていた。 きっと今日も僕は星を見上げる。

もし人間からこころが消えたら、その人間はどんな行動をとり、何を感じ、どう死んでいくのでしょうか。 こころなんて言う曖昧な概念。今一度考えなおしてみませんか？ まぁ、全部手遅れなん…

気付けば白い世界に立っていた男。自分と同じように、周りには七人の男女が困惑している。自己紹介を終え、この白い世界に立っていた訳を推測し合うが……神様のような何かが現れ、男は変質し…

【改稿いたしましたが、３話目を誤って削除してしまったので再掲いたしました。コメントしていただいた皆様、誠に申し訳ありません】 ゆあん様の自主企画『筆致は物語を超えるか【雪を溶く熱…

──独占したいほど、大好きな友達に出会った。 クラスにやってきた転校生は、大人びていてどこか浮き世離れした印象だった。クラスの視線をものともせず、水瀬葵の視線を独占したのは目立た…

【あらすじ】 　いつものように電車に乗って帰路に着く男が、居眠りの末に辿り着いた場所、そこは見た覚えも聞いた覚えも無い駅だった。男によって語られる、見ず知らずの土地で経験した奇妙…

僕と勇者のスローな販売ライフ！の別バージョンの話しでヒロインをお狐さまに変えて見ました。 広島の南区に伝わる昔話のおさん狐の像を見てヒロインにしてみました。 完全オリジナル作…

ぼくたちが通う学校にある日転校してきたのは、ウサギのラビー君。 社交的な彼は、あっという間にクラスに馴染んだ。 そんな彼が、あるとき言った。 「実は僕は、名探偵なんだ。この学校…

何気ない日常がかけがえのない思い出に変わっていくような、そうでもないような。 歳を重ねてから思い出すのは、あるいはこんな日々かもしれません。 高校生たちのゆるいやり取りをお楽し…

世界平和を願う異世界に召喚された魔王は、 チート勇者から世界を守るために草木も生えない死の荒野に放り出された。 序章―魔王様が魔王になるまで 　魔王様がまだチートを使えなかった…

万十朗様の一次創作「学園戦隊ジャスティスファイブ」の二次創作です。 はじめに ・途中とおまけにでてくるキャラは原作者様の別作品キャラです。 ・コメディ色が強いです。 ・文章表現…

読みやすさ重視で書きました。一人称視点でシンプルに、謎多く、意外な展開を。 人々がアイデンティティを管理された世界。 そこでは、”情報”がすべてを掌握し、人々はデータの示すまま…

学校からの脱走、授業への無関心、課題の未提出、教師からの指導無視を繰り返す問題児の少年、宍戸斗真と正義を尊び、患者を正しい道に導こうとする精神科医の男、佐々木の16年間の診察風景…