時計はどこだ

ぼくたちが通う学校にある日転校してきたのは、ウサギのラビー君。
社交的な彼は、あっという間にクラスに馴染んだ。
そんな彼が、あるとき言った。

「実は僕は、名探偵なんだ。この学校にも、ある犯罪者を追って潜入したってわけさ」

冗談だと思ったその言葉は、本当だった。
彼と仲良くなったぼくは、一緒にその犯罪者を捜すことになった。


※この物語は、「数学デー」というイベントで行った「ランダムウミガメのスープ」にて誕生した物語です。
数学デーについてはこちら→https://sites.google.com/view/sugakuday/
ランダムウミガメのスープについてはこちら→https://hikido.hatenablog.com/entry/2020/05/31/021327