「夫婦とは」を含む小説

時は文化（くらい）、所は江戸神田。おさとは、再婚相手の庄吉と連れ添って、八年になるが、最近、夫の怠惰な態度に苛立ちを感じはじめていた。そんな矢先、前の姑と出くわし、ささいな、それ…

京都への旅行のついでに、せっかくだから琵琶湖を見ておこうと足を伸ばす。烏丸半島の琵琶湖博物館と、水生植物公園みずの森を訪れる。 自主企画『短編で地元を旅しよう』（https:/…

　結婚する長男が家を出て行った夜。 　夫婦二人で懐かしい音楽を聴きながら過ごしていた。 　流れている曲は、若かりし当時ディスコで流れていたダンスミュージック。 　 　「踊ろうか…

「You share two butt（あなたは2人のお尻をシェアする）」 「それ勇者討伐じゃなくて、ユーシェアトゥーバッツだろ！」 短すぎる、紹介文↓↓ 『魔王辞める、魔王…

受付事務員のレイコとタエコ。食器洗浄機が欲しいのも、夕食の支度をしたのも、お風呂から出たのも全く同じ。でも、天と地ほど幸せ感が違うのはなぜ？

昭和２年。客船に乗って欧州航路を日本に向かった主人公夫婦。 歴史の傍観者として歩きつづける２人の前で、時代は満州事変、五・一五、昭和維新、二・二六、そして、いよいよ大東亜戦争へ…

潮干狩りに出かけた帰りの車内。しりとりをしていたが、詰まって考えているウチに、子どもたちは限界が来たようだ。 自主企画『三題噺は薫風と出会いを運ぶ』（https://kakuy…

静かな家にハサミの音が鳴り響く。 それは妻が発するものだった。

週に二日しかないしっかりと作業時間を取れる日、ついついキリのいいところまでと作業をしていたら、すっかり遅くなってしまった。ようやく家に帰った秋雄に美加が用意した物は。 プロット指…

魔法と工学と科学の世界テクネアルスを舞台に一人の先生が苦難を乗り越えながら旅をする物語 主人公：ソテル＝ユージン・アリア 自身がまだ幼い頃、生まれ故郷である村は突如として地図か…

ゴミを捨てられない夫と、そんな夫に捨てられた妻のちょっとした小話。

『暁ロマンス』と同じく琥珀図書館の色題漆黒に書いた例の新婚夫婦の夫さん視点の詩です。 二人称は今回筆者の気分で変わっておりますが、ほんとうはこの夫さんには妻さんを「きみ」と…

2018年7月27日～28日筆。 自作品閲覧サイト「琥珀図書館」で挑戦している20の古代色名を使った小説課題の 東雲色(しののめいろ)の話です。 黄色味がかったピンク色です…

物語の舞台は、近未来の日本。 双子の愛菜（あいな）と勇治（ゆうじ）の両親――唐栗信人（からくり・のぶと）博士とこころ博士はロボット研究の天才で、「カラクリ天才夫婦」と呼ばれていた…

記念日をお祝いするのが好きな妻。 毎日毎日お祝いするのはいいけれど、さすがに毎日は……。 そこで夫は部下と一緒に対策を考える！ ↓前回の投稿↓ 『ドキッ！クローンだらけの学…

夫婦で小さな花屋を営む国見家には、2人の兄妹がいる。 兄の名前は信太郎、妹の名前は紗礼。年の差は3歳。 面倒見が良く何だかんだ優しい兄と、わがままで甘えん坊の妹は、今日も仲良し…

争いにより地上が毒の沼に覆われ、肺を腐らせる霧が立ち込める世界。 人間は環境に適応するため片方の性別を失いながらも、沼から芽吹いた巨大な蓮の葉の上へと移住し、命を繋いでいた。 そ…

職業は会社員。 妻と2人の娘と4人暮らし。 なんとなく生きてる30代の日々。

私(投稿者)と旦那との出会いからこれからのことまでを描こうと思っています。 小説など描いたことがないので文章がヘタクソだったりします。ご了承ください。