「花もの」を含む小説

とある桜並木で首を吊ろうとした男。 彼はここ数年ずっと後悔をしていた・・・。 そんな彼の前に一人の男が現れる。

口にするのは憚られるから、この花を贈らせて。 花言葉モチーフの短編集です。それぞれの物語には繋がりはない、かもしれません。 主に恋愛系の物語です。 百合・薔薇表現等を含む話も…

「四角いあなた」「不可思議な彼女」「桃色武装」「三日見ぬ間の桜」「梅切らぬ馬鹿」のシリーズ最終話です。 桜も、梅も、桃も、季も。みんな違うけど、みんな美しい。それぞれがそれぞれの…

「ひまわりが食い荒らされて困ってるんです、助けてください」夏も盛りの蒸し暑い時期、ある探偵事務所に舞い込んだ奇妙な依頼。調査に訪れた探偵二人。《あなただけを見つめる》を花言葉に持…

おとなの日常に童話を。 食器を洗う合間に、洗濯を待つ間に、雨が上がるのを待つ間に。 野の花は咲く場所を選ばない。

ぼんやりと白い空間の中、沢山の花々と、一つ花がいる。適温の中、いつも変わらない天気の中、花は白い半透膜の向こうを夢見る。

そこは白い花を土地神として崇める自然豊かな土地。 都の鎮守である白桜を代々守る武家の水央（みお）と、土地神たちを統べる守護武神の常盤（ときわ）。 鎮守の白桜が枯れ始めていること…

おとなの日常に童話を。 花咲く季節、雨ふる季節、熱帯夜にも。 一人でトランプをめくるのも一興。

【楽しくお仕事 in 異世界中編コンテスト優秀賞受賞】 カドカワBOOKSより好評発売中 癒花は神からの恩恵であり、美の象徴であり、女の命である。 古き時代よりある邪な大蛇の封…

――僕は、"特別"になれたのかな？ ♢あらすじ♢ 「僕は特別なんだ。他の奴らとは違うんだよ」 それは、何の変哲もない高校生 "遠林涼介"（とおばやしりょうすけ）の口癖…もとい独…

　精霊と協力して戦う精霊士マリー。幼少期、何者かに家を襲われた際、助けてくれた精霊士に憧れてそのまま弟子入りし、現在は相棒の精霊・フランと共に見習いとして修業を重ねていた。 　数…

烏山高校二年の矢口直哉は、電車の中で苦しそうにうつむく一人の少女と出会う。 声をかけた矢口を睨みつけ走り去ったのは、校内で有名な〈保健室の高森さん〉だった。 転落死した女生徒の…

恋人へのプロポーズのために近所の花屋に入った太陽。真剣に花を選ぶなか、見覚えのある店員に声をかけられる。 どこか懐かしい気持ちを覚えつつ相談に乗ってもらっていると、何故かある夏の…

トランクひとつで引っ越します。 餞別代りに渡された友人からの手紙の封を切れば、出てきたのは花の種でした。 ※別サイトにも重複投稿しています 鳥尾巻さまの自主企画に参加。 お題…

「これからあなたには自分から望んで私に命を差し出してもらうことにします」 そういってある夜枕元に現れた死神を名乗る女の子は、とても可愛かった。 寝苦しい夜に、可愛らしい花が添えら…

兼業茶道家が詠む歌です。

大事な人に別れを告げられたとき

目に入ったものを見て、ふと思いついたことを書き連ねてみました