「短編かも ライトノベル」を含む小説

普通に憧れる特別ななつめと特別に憧れる普通な美雨(みう) それぞれがお互いを羨み、そしてお互いに歩み寄っていく物語 C104で出した短編小説です。

過去のトラウマを背負って同族の住む村から引っ越した音羽(おとは) 人間の学校で当たり障りなく生活していた音羽は心のどこかで自分と他人とのズレを感じ始める。 そんな中、隣の席の中村…

　男なのに可愛いものが好きな男子高校生椎名真城 子どもの頃からアイドルに憧れる少年だった。 母さんから将来の夢を訊かれたとき、『桜坂４９』になりたいと応えるほどの純粋無…

これは五十嵐五月の思いつきである。 小坂一樹は終始冷めた目をしていた。

誰だって妄想の一つや二つはするだろう。 あることないこと。フィクション過ぎる内容をすることだってある。 あの子と付き合えたらとか、宝くじが当たったらとか、もしも宇宙人に出会えたら…

第七回こむら川小説大賞参加作。お題は「光」。悪いことをしたら素直にごめんなさいしようねという道徳的なスッゲェ光ってる悪役令嬢モノです。よろしくお願いいたします。

【G'sこえけん音声化短編コンテスト　ボイスドラマ部門参加作品】 高松雄次は、いたってどこにでもいそうなアニメ好きな男子高校生。 それに対して、完璧美少女で学校のヒロインの三…

※短編作品になります。 広瀬淳基（ひろせじゅんき）には悩みがあった。 それは、幼馴染の鹿島弥生（かしまやよい）が昔と違いそっけなくなってしまったことだ。 どうにか昔のように仲の…

上京して初めての夏休み、初めての帰郷。幼馴染は昔より大人びた姿で、俺を出迎えてくれた。だけど、ほんの少しの違和感があってーー。 幼馴染のふたりが織りなす、夕陽が沈むまでの恋物語。

認知症の伯父が自分の死後に金の延べ棒をくれると言うのだが。

高校三年生の梨花は受験生として、勉強に時間を費やす夏休みを送っていた。 これまで「なんとなく」の考えで生きてきた梨花にとって、進学することも「なんとなく」。 しかし、夏のある日、…

俺はそんな彼女と幼少期に結婚する約束をしているのだが……まぁ、もう忘れているだろ

──20XX年 通信、物流、文化、そして文明の分断を起こした「分断戦争」から半世紀、人類は分断されたまま社会を立て直していた。都市は数多く生まれたが、その性質は協調性と秩序の“…

題名の通り、PVがつかなくなったら打ち切られる儚い(?)物語です。 どっちにしろ短編なので割とすぐに終わります。 最終話だけ用意しておきます。 いや、まさか完結まですると…

いろんな食い違いをそれと気づかないまま人は生きてゆく。

しがない陰キャ男子フミタケは、トラックにひかれ、異世界へ転生する。 前世ではチート能力で無双するのを夢見ていた彼だったが、授かったのは”尿意をコントロールする”というスキル。 …

実家暮らしの窓際社員おじさんの拗らせ、捻じ曲がった思想とその悲しみの一話限りのお話です。

ある少女が見つけた記録の記された本には、全ての物語の始まりと終わりが綴られていた。 幼い少女、古びた少女型機械人形、椅子に座って眠る老人、黒いコートを羽織った隊長、血の味を知った…