「怪異 不思議」を含む小説

山で道に迷った男は、廃墟となった霊廟で不思議な道士と出会った。 怪異、神仙、妖怪。 道士の不可思議な話に耳を傾けるうち、男もまた、この世ならざる世界の囚われとなる──。

雅己のスマートフォンの無料通信アプリに会社の先輩の名前が表示された。それは雅己が数日休んでいたのを心配した先輩からのメッセージ。先輩は意外な事を告げる。休んでいる間に雅己の家族が…

　一人の友人が姿を消した。 　その事実に篠宮綾香はただ困惑するばかりだった。 　そこへ友人である狭山愛美が綾香に告げた。 「この高校の七不思議って知ってる？」「〝開かずの部屋〟を…

　とある雑居ビルに探偵事務所ある。 　その探偵事務所は一般の依頼を受けない特殊な探偵事務所だった。

極僅かな人間しか持っていない霊解能力を生まれながらにして持ち合わせている主人公の暁紅蓮、その親代わりである天照大御神とその固有式神の八咫郎と共に平穏な田舎町で暮らしていた。だがそ…

とても綺麗な伊能君は男子だけど、それはそれは美人で、そしていろいろと怪異な噂が絶えない生徒。今日も今日とて伊能君は、言いよる男子を鬼に喰わし、陥れる女子を異界で孕ませ、虐める者達…

戸田采女は領国への途上、街道をはずれたとある屋敷に一夜の宿を求めた。 爛漫と咲き誇る美しい桜のもと、その夜、采女は何に呼ばれ、何を見たのか。 ──人とは不思議なものでございま…

街の噂がひとり歩きして、怪異に育つこともある。 ありふれた不幸、不運、事故、事件。それらがありふれていることに耐えられないから、都市伝説ができるのかもしれません。 これは明日あな…

「家でよく見かけた不思議な窓について。ふと思い出したのでここに書き残しておこうと思う。思い出しながら書くので多少、曖昧な点や美化されている点もあるかと思う。」と手帳の冒頭には書か…

転校生、倉敷矢竹。彼が移った先の学校には朽ち果てそうな旧校舎があった。そこにある七不思議に自ら巻き込まれていく、矢竹に以前邂逅したという覚えの無い美少女。彼女と訪れた旧校舎で、他…

こんこんこん

主人公・番場虎吉（ばんば　とらきち）はある晩、謎の怪物に襲われて半吸血鬼になってしまう。 人間に戻る方法を探すため、虎吉は『アヤカシ堂』と呼ばれる不思議なお店で働くことに。 『聖…

恐神千代子に声を掛けられた上城啓太は、彼女の行方不明者捜索の誘いを断る。しかし、その後恐神千代子は失踪してしまう。 ある日、偶然同期の植田亜子に話しかけられた上城啓太は大学を出た…

この怪談には、誰にも語られない秘密がある。 七月下旬の放課後、御影中学校の旧校舎で、生徒が企画した百物語が開催された。 最中も怪奇現象は起きず、百物語はすんなり終わって参加者は解…

歌峰由子さんの「巴市の日々」（https://kakuyomu.jp/works/1177354054882867305）と、拙作「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」（https://…

霊峰富士を望む清らかなせせらぎの街につながる異世界でくり広げられる、人とあやかしと甘いお菓子が紡ぎ出す、ちょっと不思議でほっこりやさしい物語。 まじない菓子“冥菓”を伝承する和…

そこに、仁科という名の若者がいるのだが彼にはどうも特異な能力があり、なんと妖を視るらしい。 雑貨屋を開いているが、扱う品はどれもこれも珍妙なものばかりで、店主自身もこれまた妙ちく…

深夜の学校で、投げられた！？ 学校の怪異にハマった少女。幽霊を探して、真夜中の学校に侵入中、何者かが彼女の身体を持ち上げて……！ 少し切なく、それでも暖かい。そんなストーリーです…

五感のチューニングさえ合えば、きっと感じられるんです。 誰もがみんな普通に。 不思議な現象や身近にあった怪異などを、とりとめなく綴ります。