「匂い 短編」を含む小説

午後の日だまりのなかで生まれた夢想の物語（2009/11作）

今となっては何がきっかけでこんな話を書いたのかすら思い出せません（笑）。それくらい古い話です。匂いフェチだけどそれを隠す女の子ってかわいいよね、という話です。…………かわいいよね？

せっかくの週末に、宿題に必要な教科書を学校に忘れてしまい、取りに行く少女。 でも、教科書を教室に取りに行くとなんだかいい匂いがして……？ 『先生、レインコート、食いしん坊』がお…

　片田舎の赤飯工場を営む祖父母に育てられた純一は、彼女からの遊びの誘いさえ断り、家業の手伝いに精を出す。 　そんなある日、幼い頃に出て行った母が、妹と共に戻ってくる。 　女の匂い…

　短編連作です。一章ごとに完結しています。どこから読んでも解る内容ですが、一章から読めばより解り易いです。 　第一章「肥料」の梗概。　 「弟の瑞樹（みずき）は、今日も生きていた…

死の匂いを運ぶ月、全てを包み込む夜の闇、忘れ去られた廃墟……。 太陽の死んだ世界で、少年と少女は何を思い何を感じるのか……。 完璧な美の世界とその出口。手を伸ばしても届かない……。

妄執と断じて良かったのだろうか。 ある女性の語る、黴の匂いが漂う話。 曰く付きの能面、河童の腕、小鬼の木乃伊。 父親の趣味が引き寄せた最後の物品は、彼女に何をもたらしたのか。 …

「なんでお前がここにいる？」 「メスの匂いがしたもので」 「事件の匂いじゃなくて！？」 女好きな女探偵めめこが性欲を爆発させる暴走変態ミステリー! 2話1ストーリーでお送りする、…

彼女の触れられる温かなものは、毎晩嗜む紅茶だけだった。 上巻、下巻と書いた作品の、描いていない空白の時間を書いてみました。

昔の匂いがする短編達。

一話完結型。 ※注※ちょっと暗いのがあります。 ………… 『刻』──これは、七夕と、私が小学生時代に宿題で書いた短歌が基。 ………… 『涙を拭う手』──頬を濡らす涙を拭…

ホラー風味の作品を短編形式で連載していく（不定期）。 一編目「甘い誘惑」 　朝起きると、少年の身体を虫が這っていた。 　　　――甘い。甘い匂いに誘われて、少年は……。

お題『……お気に入りのコートから蜜柑の香りがするんやけど……なんで？？』から書いてみました。 短編で、少し切ない先輩との思い出の話

あらすじ 男に飢えていた豊満な少女・筒井陽子は、超能力者女学園へ転校してきた背の高い少女、財前孝子の正体を得意の透視で見抜くも、スレンダーなサイコキネシス使いの少女・笛吹香菜美…

平和で美しい、小さな村の浜辺に、一人の客人が流れ着いた。 村娘ミズハの目の前に、次々と浮かび上がる残酷な真実…。 知ることは恐怖、選ぶことは痛み、守ることは喜び。 潮の匂いと枝葉…