「記憶だより」を含む小説

　 「世界を救う見返りにハーレムを要求してるような性根が腐った奴は、ここを放ってどこに行ったんですか。って聞いてるんだが？」 異世界の神々によって創造された『勇者の器』 空っぽ…

辺境の男爵長男として転生したアトム。 しかし、彼には前世の記憶はあるが、転生時の神との イベントの記憶が無かった。 でも、神の恩恵であるスキルは常識外れ。 さらに世界で唯一の錬金…

ボクの黒歴史は幼い頃に聞いた叔父からの伊勢湾台風の記憶から始まった あまりのショックにハードボイルドな小・中学生活を送ることになってしまったボクの話

　気がつけば。僕は囚われていた。 　パイプ椅子に縛り付けられている。 　だが。こんな状況になる前の記憶がすっぽりと抜け落ちている。 　 　『やあ、目覚めたかい…いや。眠ったと形容…

一人の少年、レイは異世界で目を覚ました。しかし、レイは自分の過去や名前すら忘れてしまった、いわゆる記憶喪失だった。 そんな中、今が戦争の最中であること、自分が兵器として異世界から…

精霊が加護する庭を守る庭師のアゼリアはある夜、精霊に呪われているという騎士・ディモルと出会う。こっそり開催される真夜中のお茶会で、二人の距離は縮まっていき……。 孤独な少女と騎士…

サデュカル王国の魔法学校に通う侯爵令嬢のアイリーシャは夏期休暇前の学校内で開かれるサマーパーティーの前夜に転倒事故に遭い酷いケガを負い意識を失ってしまった。目が覚めると夢の中の手…

　彼は『レジェンダリーダンジョン』というゲームのイベントに参加した。しかしイベントでの記憶を殆ど覚えていなかった。覚えていることは一つ。『既存のキャラクターとカスタムキャラクター…

アメリーには前世の記憶がある。乙女ゲームの悪役令嬢として婚約破棄をされる未来が分かったその日から努力し、国外追放された後を見据えて隣の国に商会を開き「カップ麺」で一財産を築いた。…

　帝国で起こった皇太子暗殺事件と、国境で行われている王国軍の演習。緊張高まる情勢の中、少将は王国軍司令官に逢いに行く。 　現実の如何なるものとも関連はありません。フィクションで…

現代劇／サスペンスのオリジナル脚本・短編をアップする場所

　その声はあの時の…？！ あれから私のことを探して、ここまで来てくれたなんて！ ホシイちゃんとの再会は幸せな日々をくれた。

戦争なんてイヤだ！ あんな思い、二度としたく……な、い……！ 王位継承権なんてあってないような末っ子王子のアルバート・グリーン・リグラス。 その乳兄弟であるユウキが突然、そう叫…

僕は何も覚えていない。 一つ一つ拾い集めるように時が過ぎ、拾い集めた先に少年は何を思うのか 記憶を無くした少年と熊のマスクを被った謎の女、壁を駆ける爬虫類の男…… 多数の不可思…

対象者の記憶を映像化させ、他人と共有するために行われた『コジト･アルテラシオンプロジェクト』という実験。しかし理由も明かさずプロジェクトの解散にメンバーの死亡と闇に葬られてしまっ…

生まれてから一度も夢を見たことがない――明日葉逸花のそんな矜持は、ある朝簡単に崩れ去った。今日から参加するオンラインサロンの勉強会。その参加者が皆殺しにされる夢を見てしまった。そ…

桐生織と桐生朱音。 二人は使命を全うし、望んだ未来を手に入れた。 魔術も異能もない平和な世界で、かつての仲間たちは記憶を失っている。それは大切な家族である、あの優しく正しい少女も…

事故で記憶を失った池田優作は、ほぼ無傷だったが記憶障害が残った。退院後、家族の迎えはなく、メモを頼りに自宅へと帰る。そこに待っていたのは、妻と息子。俺には妻や息子がいただろうか？…

誰だって胃の中のものを吐き戻した経験は、一度や二度はあるのでは無いでしょうか？ これはある種の黒歴史。 幾度も公共の場でGEROをもよおしてしまった女の半生から、生々しく記憶に…

やんぬるかな。いっぱいある負の記憶。隙あらばのた打ち回る中、前向きでいようとした矢先のこのお題。 そんな書き手のあるある小話をば。