「伝えてますか？」を含む小説

5分後に小鳥遊結芽はいなくなる。 大切な人に、最後に伝えたい想いとは──。

長年の歴史に終止符が打たれようとしていた。 本日――とあるオンラインゲームが、サービスを終了する。 私はその最後の時を、相方と共に過ごしていた。 思い出の地を巡り、語り合う。感…

あ、い、し、て、る その言葉を奪われた「僕」は君に愛の告白をする。 言葉だけでは伝えられない想い。こんなに簡単な事だったのに。 ただ君に伝えたい。言葉の意味も失われてしまう…

卒業式、寝坊した早川裕をたたき起こしに前田翠は家に引き返す。その途中、翠は交差点の信号を見ずに飛び出してしまう。トラックが迫る中で交差点の反対側にいた裕が翠を助け死んでしまう。悲…

　1年と、もうすぐ半年。私、ずっと貴方に恋してたんです。好きになってもらいたいって、いつでも貴方の隣で笑ってたんです。貴方と過ごした毎日が、幸せで嬉しかったんです。 　でも貴方…

本がいっぱいある部屋で起きた、小説家志望の男の子とその幼馴染の女の子によるすこしふしぎなお話。 「カクヨム甲子園2018」のキービジュアルを基にしたストーリーになります。 …

ちょっとしたエッセイを始めてみました。 枯葉のように、排水溝に詰まっている言の葉を。 誰にも伝えずに捨てようとした言の葉を。 少しずつ綴ってみようかと思います。

楓斗とゆらは以前から同じ夢を持っていた。 『子供に"日本語じゃない"言葉を覚えさせてみたい。』 ____子供はおもちゃなんかじゃない。 ____真剣に研究をさせてくれないか。 2…

高校生になったら、東京へ行ってしまう彼。 新幹線が発車するまでの最後の五分間、私は彼と話をする事になった。 ずっと秘めてたこの思いを、どうやったら伝えられるんだろう。 「Li…

　私は貴方に迷わずに進んでほしい。それでも、私には分からない。今の自分に何が出来るのか。貴方の為にも、自分の為にも。 　それだけが残念で仕方がないのです。 　でも、私は伝え続けま…

＊暗くてとても短いです。 ＊以下あらすじというか内容 　頼っていいよ、意地っ張りな君にそう何度も伝えていたのに結局届きはしなかった。

百回目の痴情のもつれで、腹を刺された俺様ことデンドロビュウム。目を覚ますとそこは見知らない部屋であり、見知らない子供がそこにはいた。なんと俺は幽霊になり、未来に来ていた！　未来で…

販売停止となったVRMMO『デスロード』。父が働いていた会社で作られたゲームだ、勿論世に出ていないのでやる手段は本来なら無かったのだが父は死に際にあるメッセージを残してあの世へ旅…

就活の面接に向かう途中、異世界へと飛ばされてしまった大学生のコウジ。彼は領主の息子にタックルのコツを教えたことがきっかけで専属トレーナーに抜擢されてしまった。多くの競技を伝えた功…

　死神が来た－－－－－－－－ 　そう聞いた時、大抵の人間は恐怖や忌避を覚えるだろう。 　彼ら「　　」は死を伝え、死者を運ぶ存在である。 　これは教会の受け売りだが、「　　」は…

ラブコメでの王道の一つである彼氏・彼女のフリ。なんやかんやを乗り越えてフリをしていた二人が結ばれるだけでは終わらせない、そんな物語を作りたくてかきました。お互いの好感度が完全に…

　★1または★2をつけた作品に対する裏レビュー的なものです。 　ご存知の通り、カクヨムではレビューを投稿する際、最大3つまでの★をつける仕組みとなっております。 　どのような条…

遠い昔の高校時代の思い出です （「カクヨム甲子園2018ポエムツイートコンテスト」にエントリーしたツイート内容を加筆したものです）

荒本亨太（あらもとりょうた）は、趣味や特技はないがとりあえず人との交流は平均的に出来る一般人である。いわゆる八方美人タイプだ。 しかし、高校を卒業してすぐに就活をして就職した彼は…