「「KAC20201」」を含む小説

四年に一度の四月四日。つまり入学式の日に必ず彼女はやってくる。 頬を膨らませ、いかにも怒ってますよといった表情で。 【KAC2020】一回目のお題、『四年に一度』

　あなたはエイプリルフールという日を知っていますか？ 　では、トゥルーエイプリルフールというのをご存じでしょうか？ 　実は、トゥルーエイプリルフールとは……エイプリルフールから生…

古き良き序列十二支も今や四年に一度決め直す時代。 ねずみに騙された事で闘志を燃やす猫は今年こそ干支に入りたいらしい

２月２９日生まれの男なら、誰しも一度は考えること

死ぬほど好きな人に振られた。声を殺して泣いても、世界は終わらなかった。そんな彼のことを、今でも思い返すことがある。 昔の失恋を頭の奥底から掘り返すだけの話。

閏年に交わされたおバカな高校生男女の会話です。

麗らかな春の田舎道で僕は未知との遭遇を果たす。Ｃ型小惑星から名を改めた、万華鏡生物 2020年１号。それは世界を驚かせた、気さくで好奇心旺盛な宇宙人だった。 作者・管野月子 ©…

後輩と酒盛りをするだけ。 カクヨム四周年記念イベント・お題：『四年に一度』

妖精マヤ。 その名の通り、妖精だ。 ニンゲンの人差し指くらいの大きさで、背中に羽が生えている。 妖精自身があまりニンゲンの目の前に現れないためか、 普通のニンゲンに気づかれること…

第１回お題「四年に一度」 これは不思議な少女との約束。 約束を守ればお母さんに会えるから……４年に１度約束の場へ向かう。 これは約束と奇跡の日々ーー

聖女の証である白髪を持つ少女エイマは、幼い頃に神殿に連れられた。 そうして、四年に一度、聖女の儀式で天使より神の力を与えられる。 はじめて出会った時から、エイマは美しい天使に心…

今、私は三十も年が離れた弟と、夜のベンチに座っている。 あの日、私の世界から弟がいなくなったその日から、四十年が経っていた。

ここにしか咲かぬ花がある

私の父は有名な音楽家、清水楽堂。四年に一度にでるその音楽は、四年に一度にしか出ない完成度の高さでオリコンチャート一位を必ず獲得するとその道に通じる人でなくても知っている。 だけど…

これまでのあらすじ…… 無駄に狛犬が多いことで有名な、由緒ある神社――『桜羽神社』 この神社では、4年に一度、本殿に奉られているご神体を公開しているのだが……公開まであと7日に…

一九五二年「年齢計算ニ関スル法律」が修正された。それによれば、閏日に生まれた者は、四年に一度しか年齢を加算しないとされる。 しかし、法律上の年齢は変われども、肉体的な年齢は変わる…

「しぃくん」こと僕、二十四歳。四つ年下で幼さの抜けない僕の彼女、二宮玖美。二人の間にはある約束があった。「毎月二十九日は大人の恋人扱いすること」。某年二月二十九日、上機嫌で僕の家…

私は、飯塚真紀。しがないIT屋でプログラムを書いているOLだ。 今は、仕様書を渡されて、クラスのファンクションを担当している。日付と時間を受け取って、システムで利用する日時のク…

四年に一度、世界中に殺人鬼が大量発生する。 《テキレボEX2試読巡り企画参加中：スタンプ取得ページ→ https://wp.me/pco2ha-fH 》

　“早く大人になりたいな、と思ったこともある。 　早く大人になりたくないな、と思ったこともある。 　こんな体質、嫌だなって思ったこともある。 　この体質で良かったな、って思ったこ…