「語り？」を含む小説

RPGとかにある透明な壁の正体、俺。

　大陸の裳裾にしがみつく小国・クストルでは、王位継承の典礼を控え、国中が浮き足立っていた。けれど渦中の王太子・ライゼは、王権の継承を前に不安を隠せない。 　そんな少年王太子へ、異…

さあさ皆様お立会い。古今東西見て頂戴。 冬に花は咲かずとも、言葉を繰りて笑う猫あり。 言葉ばかりを捏ね回し、静かな夜を乱す化生の類に過ぎぬ厭世家の紡ぐ言葉にどうか一聴。 遠き御仁…

土木業の技術者朝部は、社長匿名を受け特殊現場の工事費見積書作成を行うことになる。現場は異世界。しかも日帰り隔日。無事に作成できなきゃ懲戒免職の中、無事に遂行できるか。 というか書…

基本は僕の語りで展開します。 よろしくお願いいたします♪

海月。 この漢字名になんとなくの物語を付けてみました。

老人は先が短い事を覚悟していた。 そんな老人を見舞う謎の少女。 二人の織り成す、ほんのりと心温まる昔話――

理知的でありながら官能的でもある『涼音』。素直で穢れない『舞』。主人公の『一縷』はふたりの女性に惹かれてしまう。 ひとりの女性にすべてを期待しても裏切られるだけ。母親との苦い思…

　ただでさえ変人の多い魔術師界の中でも、選ばれし変人の祭典と化しているわが校の先生たちについて語りましょう。 ・スレの趣旨に合った内容でしたら、卒業生の方も歓迎します。 ・ 先…

異国語に於いては、名詞にそれぞれ男女の性別あり。 然して、靴箱を男性名詞とす。 おふざけが過ぎるでしょうか。申し訳ございません。 長年靴箱をやっておりますと、色々な話を聞くも…

現実の私より、ちょっと上手く人生を生きてて、その代わり何かを見落とした私。

『落書き』に温度はあるか？ 答えは『イエス』だ。 これはそんな『落書き』の温度に関する自分語りでそれ以上でもそれ以下でもない。 それでも、どうか読んでみてくれないだろうか？ 俺の…

　奇妙なルールや法則でできた、ここではないどこかにある街「宝石街」。そこで起こる出来事を中心に、一話完結形式でお送りいたします。 　女が飼っている文鳥は女を空から見ていた。文鳥が…

人には見えないモノが視える。 そんな特異な能力を持った少年『茨木 神路』は、ある日突然ひとりの少女に出会った。 人と神。ふたりの出会い。 そこから始まる“モノ”語り。

　３０歳の家事好きロリコン男、風間善四郎はかつて自分をいじめていた男によって命を奪われる。 　殺されたはずの善四郎。しかし、なぜか目覚め、目の前には見知らぬ金髪の幼女がいた。 　…

15歳で閉鎖→開放 のちに閉鎖へ そして退院 病棟でのことをリアルな言葉で語ります。

私が小学校五年生と三年生（後日になります）に読み聞かせをしたことや印象を綴ります。 五年生に読み語りをしたのは、さだまさし著、東菜奈絵、『おばあちゃんのおにぎり』です。 三年…

僕はある丘の上で彼女とベンチに座って日の出を見つめていた。彼女は初日の出を見ながら、ぽつぽつと僕との出会いを懐かしそうに語り出す。僕はギターを握りながら、その言葉に耳を澄ませ、頬…

僕は大晦日に、家を出てコンビニへと向かったけれど、そこで思わぬ人物と再会する。それは、東京で会社生活を送っている五歳上の兄貴だった。彼は「久しぶりじゃねえか！」と破顔し、そして僕…