「先へ」を含む小説

クラスメイトにノートを貸してあげているとチクリと肌に刺さる視線。その先にはいつも無口で独りでいるのが好きなあの子。私はそれが構って欲しい合図だと分かって放課後一緒に帰ろうとするの…

　ある日の放課後、16歳の女子高生・秋本玲奈は、図書館の片隅で古い哲学書を手にしていた。その本は彼女の隻眼の担任が薦めてくれたもので、古代ギリシャの哲学者ゼノンのパラドックスにつ…

　憧れの婦人警官になって九年。何故か陸上自衛隊でしごかれまくった幸田詩琳。 　今度の出向先は、な、なんで航空自衛隊⁉︎ 　憧れの交番勤務になれるのは、一体いつなの？ 　わたしは…

旧江戸川からの景色。橋を渡る電車や車。その先に富士山。富士山の左側にはディズニー。川ではチャプンと魚や鳥。

この世界は笑顔で溢れている。 楽しい出来事、面白い話、最高の思い出、ユーモア溢れるはなし家。そして……憧れが募る漫画やアニメなどのサブカルチャー。 人は愉快な気持ちになると自然と…

何を見たいですか？

江戸の街に潜む暗殺者の「黒狐」と「紅猫」の異名を持った姉弟懍（りん）と実就はある日暗殺で得た報酬を使って外国へ向かう船に乗る。 しかし、嵐で船は壊れ、二人は漂流してしまう。たどり…

誕生日の朝、登校中に最悪の死に方をした僕は、何故か生き返っていた。 転生でも転移でもなく、異世界にも行けなかったけど蘇った特典は何故か授かり、性欲旺盛な男子高校生のまま、僕は魔女…

自虐や冷笑を超えた先にあるもの、それを表現してみたい…… と作者は考えていますが、気軽に読んで楽しんでいただけるのが一番です。 結局はたはぶれごと――冗句（ジョーク）ですから。

影山智　三十代後半　高卒　独身 彼は営業部として、今日も頭を下げる日々だった。 そして大事な取引先との会議を、寝坊で遅刻してしまうのだが……。

町中一(まちなかはじめ)はアラフィフのおっさんであった。 彼なりに懸命に生きて来たが、まあ、現実は甘くなく、それなりの人生を生きていた。いや。ちょっと、人よりは不幸だったかも知…

両親と妹に虐げられ続けてきたミレア・エルドール。 エルドール子爵家から出ていこうと思ったことは一度や二度ではないが、それでも彼女は家に居続けた。 それは、七年付き合っている大好…

ぼくはバイトを転々として生活している。小説を書いている。プロの作家になりたいと思っている。しかし、なんの結果も得られない。苛立ちは募るばかりだ。今度もまた、なんの賞も取ることがで…

帝国士官学校を卒業したローライト=フェルゲンは、ソアバール共和国との戦争へと向かう。その先は地獄とも知らずに。 一方で帝国首脳部の面々は帝国の勝利の為、戦争を指導し、喧伝し、国家…

所謂変人と呼ばれる人ばかりが暮らす村、ナルフ村。 そこはある日魔物によって壊滅させられてしまう。 ナルフ村出身の主人公ウィルとその妹ユウナは、命からがら魔物から逃げることに成功す…

防御力９９９９、無敵の防御力を持つイリーナは突如パーティーを追放されてしまう。 理由は彼女が防御スキル発動中は身動きが取れないからだ。 彼女の次なる就職先はまさかの鈍器であった。

無人島でのサバイバル生活が趣味の男子高校生・拓真。 ある日、彼は自身の通う高校の生徒たちとともに異世界へ集団転移する。 転移先は無人の城で、インフラが生きているため過酷な環境で…

駄作の続編になります。 先にこちらを読んでもらえたら分かりやすいかも https://kakuyomu.jp/works/16818093078686546632/episo…

東の果てにひとつ、いくつもの国々が隣あうように存在する小さな島国があった。 そこでは日々、隣国や遠国とも戦が繰り広げられ、命の取りあいがされていた。常に苛烈で常に残酷で常にひと…

最悪な贈り物様による自主企画です。すごく設定がおもしろいので参加しました。最初の登場人物を参照してください。 [但し書き]仏像が好きな方は読まないことをお勧めします。 ※物語はフ…