「紙だけに！」を含む小説

設計不良のアドベントカレンダーから飛び出してしまった、クリスマスツリーのオーナメントたち。 行方不明の飾りを探して、マリちゃんは今日もカレンダーの扉を開ける。 連作ショートショ…

「ふっ。なんか怪しいバイトの文面みたいだな」 アタラは1つのパーティーメンバーの募集の紙に目を奪われていた。 差出人は、S級パーティーらしい。

色の無い紙束に綴られた未完の手稿には、如何なる題名も著者名も記されてはいない。だが、そのお話は「わたし」と言う読者を得た事を機に、中断していたお話の続きを語り出した。この「わたし…

電子書籍が読書の主流となった近未来。「紙の本」の販路を電気のない山村に見出した本屋のリコとデュプロは、行商の旅の途中で極東から来たというおかしな男・ミヤコシに出会う。男は山頂の気…

人に情報をもたらし、人の知識を広げさせる新聞。 彼らの持つ気持ちとは――（は？）

山脈で暮らしていた少年は、聖夜の夜ふとしたことから窓を開けていると1枚の紙が入ってくる。それは、『蒼天族』という伝説の部族からの恋文でありこれは触った本人とその一族にしか触れれな…

中学時代、リトルシニアで世代トップクラスのホームランバッターと評されていた少年、築城悠は、その実績から数々の野球強豪校からのスカウトを受けていた。 しかし彼はホームランを打つこ…

　水元不律（みなもと　ふりつ）は14歳の中学生。 　ある日彼は、学校の図書室から見知らぬ世界へと追いやられてしまう。持ち物、衣服、そしてほとんどの記憶を失った状態で。 　巨人、魔…

旧題：赤い糸の繋がる先は殺人鬼 「彼に十分に愛されているなら、あなたは生き返れる」 月下老人から賜った赤い糸をもらったが、陸子涼（ルー‧ツーリャン）は初デートで惨殺された。 …

雨宮　徹（@AmemiyaTooru1993）様のユーザー企画『【読書感想】紙の本の魅力を語ろう』への参加作品です。 白水社　白水Uブックス『中世への旅』シリーズの ・騎士と城…

この短編は３部構成となっております。１話完結型です。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★ オラクル聖王国の筆頭聖女であるシオンは疑問に思っていた。 癒やしを求めている民を後回しにして、た…

思い浮かんでも、ストーリーとして仕上げていない“あらすじ”だけを投稿していきます。 1話ごとに物語のジャンルが変わるので、タグに関係なく、様々な方に楽しんでいただきたいです。

「空には覆う私心がなく、大地には運ぶ私心がなく、太陽と月には照らす私心がない。この三つを捧げて世界を労する、これを三無私という。"白いこめの紙のペンの音のインクの若者はいっぱい書…

2010年前後の愛知県岡崎市を舞台に自らを”オニール”と名乗る少女と、藤野という少女が出会い、街を抜け出す話です。

　少女漫画に憧れた少女は、いつの間にか主人公になっていて、クラスの中心で大恋愛を、ドラマティックに演じている。 　眩しい舞台上と暗い観客席。ステージの淵で二人の世界にラインが走…

ある日、ある人は都市部からはそう離れていない山の奥に隔離されたような小屋を見つけた。 その小屋は人が立ち入ったような新しい痕跡は見当たらないようなほど廃れていた。 その小屋の中を…

コイツァ何なんだ？！

とある場所のとある授業で覚悟を持って、ワクワクと挑んだ「紙オムツ体験」。 やるかやらないかは自由！　大でも小でもいいです。でも学校では控えてお家でやってみてください。自分はやるつ…

ショートショート小説

「ビクトリア・フェネリー侯爵令嬢。貴殿との婚約を破棄する！」 王子とその浮気相手に『悪役』に仕立て上げられ、婚約破棄された令嬢ビクトリア。 思い出した前世の記憶をもとに、これ…