「ハイファンタジー 仲間」を含む小説

『物語はここから始まるんだ』 魂だけの球体になった俺は、淡く輝いた不思議な空間で目覚める。 眼前には金色の翼を背中から広げ、聖なる輪を頭上に浮かべる美しい女神様が微笑んでいた…

「英雄の代償は、世界から捨てられること」 レメリスと呼ばれる世界は長くに渡り、異なる世界の人「異人」との争いを続けていた。 そんな世界を救うべく、選ばれし者が現れた。 「東の剣…

50年間、戦争をお互い続けている2つの国があった。 「ペルセヴェランテ帝国」はこの戦争に勝ちたいが為に「傭兵」を雇った。 もう一方「クレシミエント王国」は傭兵などに頼らず、自…

胸甲の男とその仲間が、亜人種の兵士たちと戦う羽目になります。 『地下墓地の財宝』の後のエピソードです。 up後、ストーリーを変更しない程度に、誤字脱字、語の重複、助詞、漢字／か…

ある時代、ある世界でのお話である。 緑成す平原と丘、白銀纏う山脈。 その大自然の中に、人々は集い、街を成し、都市を造りあまつさえ国家を建てて営みを続けていた。 ときに野獣と…

魔王の息子であるクレフ・クレイジーハートは、十四歳の誕生日を迎えたその日から、この世界にある一つのダンジョンの運営を任せられていた。 父から派遣された二人の側近、妹のミルメア・ク…

＜完結しました＞ 　邪悪な魔導師が支配すると伝わる、アルカマック王国の「地下迷宮」。 　数多くの冒険者が攻略に挑み、その全てを飲み込んできた難攻不落の迷宮が、遂に踏破されようと…

　帝国顧問魔道士、イアン・ベネットは近頃の帝国による侵略活動に飽き飽きしていた。力の差が歴然とし過ぎており、刺激が無かったからだ。しかし、退屈な日々を過ごしていたある日、研究所か…

パキッと小枝が折れるような音がしたのに気がついた。 七代目になった杖が割れた音。 俺の杖は四年目を迎えるとすぐに折れてしまうので、代替わりの時期がきてしまったのだ。 俺は新しい…

この世界は幾つかに分かれている。今、我々が住んでいる『ナトリア』。『能力』を駆使し戦う『フロン』、『バロン』、そして…… 『フロン』と『バロン』に住む人々は生まれつき魂に備わる『…

【37,000PV 突破感謝！】 第3回カクヨムＷeb小説コンテストにて中間選考を通過。 電撃《新文芸》スタートアップコンテストにて中間選考を通過。 数百年前に突如、天に現れ…

「もし教室にテロリストが現れたら」 中学二年生の妄想は、幸か不幸か現実となる。 想像の世界ではかっこよくテロリストを撃退する英雄も、現実の世界ではあっけなく暴徒の銃弾に倒れる…

　2020年、人類初の《VRマシン》が産声をあげた。 　今までフィクションの世界の産物だったものの登場に、世界が湧いた。それはまさに、技術革新とも呼べるものだった。 　時は、そこ…

騎士団の任務途中でトラブルに巻き込まれて両足を失い、騎士団をクビになったゼロに、後輩のリノアリアが提案したのは冒険者という職業だった。 評価されなかった彼の功績が、どれほど王国…

「おお……よくぞ参られた"救世の神子"殿！　どうか私どもの為に、この国を……世界を救って頂きたいのです！」 「えっ、ええ……っ！？」 突然異世界に飛ばされた少年、東雲ハジメは神殿…

幻想の星、アクエレス。 田舎で育った少年イルク＝イクリーズは、幼馴染のディエナ、カサド・リューガとともに、魔法使い「ブリーヴァ」を目指すことを決めた。 家族や仲間からもらった勇気…

〜A Storybook of the Will〜 少女は問うた。 「人はどうして悲しむの？」 返ってきた答えはひとつ。 「世界が悲しませるからさ。」 突如、港町ロットバ…

『勇者が居るからこの村は襲われるんだ』そういって同じ村の仲間たちはシグルドが勇者だと分かった途端、勇者は生贄に出来ないからと、両親と妹を火炙りにして笑いながら『怨むなら勇者を怨め…

Ｓランク冒険者である彼は、幸せを望んでいた。 それも、地位や名誉などによるものではなく普通の人として普通に生きたかったのである。 産まれ持った魔術属性は一つだけ。 弱いから孤独…

ある日お風呂で足を滑らせ死んだにヒキニート＆二次元オタクの主人公、山本　ユウタ そんな理由で死んだユウタは、ある”場所”に召喚された。そこは、真っ暗で何も見えない未知の世界。―…