「じわ怖 短編」を含む小説

ある日突然、雨の日に訪れるようになった大きななにか。「私」はそれを「でかいの」と名づける。最初は恐ろしかったものの、次第に愛着が湧いてくるのだった。

そして、一難さってまた一難、ということ。

【虫】にまつわる怖い話の短編集。虫が嫌いな方にはオススメしたくないのですが、嫌いな方だからこそゾッとなれる矛盾を抱えた作品たちです。 ※実話とフィクション両方ともあります。ご判…

　傷つくぐらいなら、期待しない。 　落ち込むくらいなら、何もしない。 　それで良かった。そのはずなのに…どうしてかな？ 　関係が壊れるのが怖わかった。 　あなたに嫌われる…

Twitterのハッシュタグ「#呟怖」で書いた、動物にまつわる怖い・不思議な話のまとめ。 猫の話が多めです。

夢と現実の間に住み、夢を司る者。ユーリ。 ユーリが関わった人間たちの、それぞれのお話し。ハッピーエンドもあり、バッドエンドもあり。 【夢】いじめられっ子で、なかなか努力が報われな…

俺は最近駅の小さなボロい蕎麦屋に通っている。その蕎麦屋というのは全く客がいない、俺が22時から23時という遅い時間帯に通っているから客がいないのだと思う。 まぁ、人がいないから…

筆者は、ストーリーのしっかりした夢を見ます。 この物語も、実際に夢で見たお話。 読み終わったあと、また最初から読むとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。 　＊ 祖父の…

恋と呼ばれるものは時折怖さがついてくる。 KAC2021用短編。

【KAC2021(第4回)参加作品】 お題：ホラーorミステリー

心から愛した貴方を殺したあの人と、私は結婚する事にしました。

　バレンタインを控えた二月の広島県尾道市。文人墨客の町であるこの地を震撼させるある事件が起きた。それは新型感染症のワクチン接種者を狙った連続殺人事件。殺人鬼ワクチンキラーの跳梁跋…

「連綿と続くある系譜について」 Twitterのホラーを書くハッシュタグ「呟怖」で書いた同じテーマのものをまとめてみました。（一つだけ一行怪談があります）

俺は、自宅でテレビを見ていた。「あなたの好きな体の部位は？」という番組でたまたま見ていたが、中々面白い。 同棲している彼女は、その番組を横目に買い物のメモを書いていた。俺は彼女…

最近、目線を感じる。なんというのかしら何故だか分からないけど冷たく、無機質な感じの目線。 マンションの4階の1番端っこの方だから、外は大きな空が広がっているし、隣の部屋は空室だ…

もう8時を過ぎた頃だろうか、私は夜遅くまで学校に残って補習を受けていた。 私が通る道は、私だけが知っている秘密の近道でいつもそこを通っていた。 でも、今日は最悪だった。土砂降…

ある大学生数人が心霊スポットへと向かった。 老婆の霊が出るという寺の墓地だった。 その後、大学生は全員死んだ。 お調子者のＡを除いては――。

超絶怖がりの小学生ゆうき。登下校中なんて怖さMAX。ある日良いアイディアを思いつく。昔話でも唱えながら歩けば怖い気持ちも和らぐのでは？　そんな思いつきがおかしなモノを引き寄せて──

　道に迷ったある商人が、娘・ベルに頼まれたチューリップを大鬼の屋敷から摘んでしまいました。その罰として商人は大鬼に囚われてしまいました。心優しいベルは、父親の身代わりに囚われの身…

女子の生態が分からな過ぎたサイコ理系男子は女子と向き合うのが怖すぎたので統計的かつ非侵襲的に好感度を分析しようと試みる。作者の黒歴史を赤裸々に描きだした共感性羞恥エッセイ！