「話したい」を含む小説

鉛筆、消しゴム、三角定規…… 文房具たちは人知れず、動き出し、お喋りをし、時には恋もします。 彼らが生きる世界を、ちょっとだけ覗いてみましょう。

小説形式で、創作についての悩みを解決？ 訳あって留年中の女子大生兼語り部の楮屋澪と、文芸部の座敷わらしこと作家の十津恵、その仲間達が今日も創作について話します。 ゆるい文芸部員達…

　　争いもない、犯罪もない、魔物もいないような世界で“暗殺者”と言う『天職』を与えられた少女ルゥシィ。 　この世界における戦闘職の階級は底辺。碌な仕事も与えられない『彼ら』…

　幼い時に立花隼人は幼馴染の姫宮雫と一つのある約束をした。 　それ幼い時にした何気ない約束。 　しかし、隼人にとってはかけがえのない約束。 　高校生になっても隼人の心にはその約束…

俺はある日自転車で人を轢いてしまった。轢いてしまった彼女は一命は取り留めたものの脊髄損傷によって下半身がすべて動かなくなってしまった。病室で初めて顔を合わせて話したとき彼女はこう…

現地ではコアと呼ばれる異世界、そのアプレゴ連邦王国ナルラ旧王国のソフィア妃が突然崩御して数日。旧王城の一角に集められた旧王家（連邦公爵家）の子どもたちは、一子相伝の秘儀を身につけ…

英語の授業、隣の席に座る君の姿は、木の葉をくぐり抜けてきた優しい光に包まれ、オーラを放ち輝いているかのように見えた。 温厚で人前に出るのが極度に苦手。しかし話してみるととても話…

引っ越し、友達もいなくなったけど、新しい街では幼稚園に通うらしい。 公園で、最初に出会ったのは、「みんな、おれのこと、がんちって言うんだ」って男の子。 友達になったはずなんだけど…

関ヶ原で大敗した西軍。奇妙な病を抱えながらも友の為に参陣し敗軍の将となった大谷吉継は、負け戦を前に初めて三成と話した日のことを思い出していた

私は、某有名小説家の秘書。 重要な仕事の一つに「ネタ」集めがある。 この仕事、実はかなり厄介だ。 たとえば街に出かけて行ったとしても、いつも何かネタに遭遇するわけではないし、誰…

自主企画『大喜利みたいなお話たち』に参加させていただきました。 「実は私はゲームのモブキャラである、と言う話を同僚の佐藤に話したら笑われた。」 SFではありません。その辺の会社員…

　ヨーロッパで大戦が広がっているさなか、アメリカでの禁酒運動の高まりに ふてくされている酒造メーカーの跡取り娘ルーシー。 　やけ酒をかっくらって酔っ払って意識を失い、気が付くと…

「実は私はゲームのモブキャラである、と言う話を同僚の佐藤に話したら笑われた」 VRMMOにログインした俺に、突然話しかけてくるやつがいた。 どうもこいつはこのゲームのAIで、担当…

書き出しが『実は私はゲームのモブキャラである、という話を同僚の佐藤に話したら笑われた。』(一人称や佐藤の部分は自由に変えてOK) という自主企画に参加してみました✨ ※ …

　七十八歳の時に最愛の夫を亡くしたシオリは、スタジオを閉じカメラさえ置いて引退してしまいます。夫の死後のシオリはひたすら夫婦生活の後悔をします。自分の不妊症で子どもが出来なかった…

・お知らせ。 無理して読む必要ないです。 趣味で書いている物です。 ・あらすじ。 AIにより管理される未来の地球に住むゲーマーが運悪く疫病にかかり休眠ポットでゲームをするが…

毎年夏休みに大好きなおじいちゃんの別荘に行っていた僕。 でも今年はウィルスのせいでいけなくなっちゃった。 けれどビデオ通話のお陰でおじいちゃんに会うことができた。 話してくれたの…

　起床時間は午前二時。おれは人と会いたくない。人と話したくない。けれど空が明るいときは、どこに行っても人がいる。だから、出かけるのは深夜になってからだ。 　香鳴裕人さんの自主企…

私の今まで書いてきた｢手紙｣と｢手紙日々泡々｣の要素を含んだお話です。 今までは手紙を書いてきたけれど、 これからは君と会って話をします。 会えないけれど、会いたい。 話せな…

美術部員の女子高生、｢私｣(うつぎ)は、夏の美術室で、顔の見えない女子生徒に出会う。彼女と話している内に懐かしさが湧き始めるが、それと同時に、｢私｣は自分の焦りとその理由を直視す…