「知らぬ」を含む小説

俺、屋久月翔太（やくつきしょうた）の母親は世界的に有名な物理学博士らしい。 それを知ったのは幼少期だ。小学校の入学式に家族以外の知らない大人がカメラ片手に俺の写真を取りまくる。オ…

「それなら、もっと強くしてあげましょう、そうすればもっと耐えられるようになるはずです」 暗くあたたかな部屋で、自分が何者かさえ知らず静かに生きていた私こと「ナヅキ」はある日、恐…

＞動画を再生 みなさん、こんにちは！　未来を創る、サイバーテック社です！ 今日は私たちが住むこの素晴らしい世界がどのように成り立っているか説明します！ 今からおよそ300年…

帝国士官学校を卒業したローライト=フェルゲンは、ソアバール共和国との戦争へと向かう。その先は地獄とも知らずに。 一方で帝国首脳部の面々は帝国の勝利の為、戦争を指導し、喧伝し、国家…

東の果てにひとつ、いくつもの国々が隣あうように存在する小さな島国があった。 そこでは日々、隣国や遠国とも戦が繰り広げられ、命の取りあいがされていた。常に苛烈で常に残酷で常にひと…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　短歌の部・一首部門　参加作品です。

テニスの試合を応援に行ったら、ゼッケンが姓だけであれ？　何だっけとなってしまいました。名前でしか呼んでないなぁと。

目を通していただきありがとうございます。 思いがけないこと、ままならぬこと、人には言えなかったこと。 句にすることでいつも救われています。 背伸びしていない、自分そのもの、丸裸…

愚かな夫が妻を殺した──… 帝国の皇帝ルイと皇后でルイの妻、ソフィアは幼い頃から共に育ち仲睦まじい事で知られていた。しかし年齢を重ねていくにつれて2人の仲は冷めきっていく。 そ…

遣唐使として重職を担っていた吉備真備も今は老い、政敵藤原仲麻呂によって筑前国に左遷されていた。しかし仲麻呂は更なる一手として、老いた真備を殺すべく、二度目の遣唐使として唐に派遣す…

――世界は、悪い意味で『野放し』だ。―― 【短歌二十一首】『野放し』 社会に野放しになっている、どうしようもない人間たち。 あなたの身近で起きている知らない世界が、ここにあるかも…

とある召喚勇者が自らの命を賭した一撃は、魔王を異空間へと封じる相討ちとなった。 長く苦しい魔族との戦いが終わり、歓喜に沸く王侯貴族達。だがそれを見つめる王女の胸には大きな疑問が…

いいね数2.3万。拡散数6984。コメント数300件。ある日、とあるアカウントがSNSに投稿した呟きは見事炎上した。 翌日、高校2年生の木崎凪斗のクラスではそのアカウントの主が…

山田は今日も楽しく中学生活を送っている。 仲良しのマッチョ、仲良しの眼鏡。三人が三様に一応普通じゃあないらしい。でも山田は知らなかった。 一応自分たちが普通じゃなかったということ…

おじさんと少女が話すだけ（？）の対話対小説です。

答えなんて人それぞれ。正解なんて人生にはない。 世の中の多数派ではない。 一般的な"普通"ではない。 他人から見れば異質で歪でも、 それが自分たちの普通で日常。 少しでも誰…

　十柄鷲子（とつかしゅうこ）は、ある日、前世の記憶というものを思い出す。 　そして、この世界がフロンティア・アクターズという現代学園異能モノＲＰＧの世界であり、自分は作中のプ…

＃パロディ★★★ ＃ホラー ＃ラブコメ★ 　気配と視線を感じて井戸から顔を出したサダ子さんが見たものは。 　……景色に走る亀裂。 　その亀裂を広げて大きな穴にし、向こう側からこ…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…