概要
私は知りたい――勇者亡き後の世界。王女の願いから物語が動き始める。
とある召喚勇者が自らの命を賭した一撃は、魔王を異空間へと封じる相討ちとなった。
長く苦しい魔族との戦いが終わり、歓喜に沸く王侯貴族達。だがそれを見つめる王女の胸には大きな疑問が湧き上がる。
なぜ死んだ勇者を悼む者がいないのか?そもそもなぜ自分は勇者の功績を知らないのか?
「私は、勇者様の事を知りたい」
本来叶うはずの無かった王女の願いは、多くの者の協力を得て実現に向けて動き始める。
そして王女はその地位を捨て、勇者の旅路を辿って走り出した。
王女がその地位を捨てて城を飛び出し、信頼出来る仲間達と旅をします。
冒険者として活動しながら、死んだ勇者に関連する情報の断片を集めます。他にも各地で様々な問題に首を突っ込んだり突っ込まなかったり、巻き込まれたり。
勇者は序盤に死亡し、他者
長く苦しい魔族との戦いが終わり、歓喜に沸く王侯貴族達。だがそれを見つめる王女の胸には大きな疑問が湧き上がる。
なぜ死んだ勇者を悼む者がいないのか?そもそもなぜ自分は勇者の功績を知らないのか?
「私は、勇者様の事を知りたい」
本来叶うはずの無かった王女の願いは、多くの者の協力を得て実現に向けて動き始める。
そして王女はその地位を捨て、勇者の旅路を辿って走り出した。
王女がその地位を捨てて城を飛び出し、信頼出来る仲間達と旅をします。
冒険者として活動しながら、死んだ勇者に関連する情報の断片を集めます。他にも各地で様々な問題に首を突っ込んだり突っ込まなかったり、巻き込まれたり。
勇者は序盤に死亡し、他者
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!現代から召喚された勇者は現地の人々にはどう映ったのか
勇者によって魔族との長きに渡る戦いは終止符を打った。そして、その瞬間に勇者はその姿を消す。世界を救った少年は伝説になった。
勝利に湧き立つ王宮の中で、勇者の足跡はまるで知られず、関心も持たれない。そのことに違和感を抱いた王女アンは、賢者ネーナへとその姿を変え、勇者の足跡を辿るべく、一介の冒険者に身を窶すのだが……。
壮大な冒険の裏で語られる、陰惨な陰謀と途方もない魔法と世界のシステム。それに気づいたネーナ(王女アン)は仲間たちを集め、冒険者として地道に成り上がりながらも、捨て置けない悪と対決していく。
その先に待つ真実とは一体如何なるものなのだろうか。
勇者の活躍の裏で蠢く陰謀という縦軸…続きを読む - ★★★ Excellent!!!少女は『王女』という殻を破り、勇者という『果て』を目指して、歩み出す
アンという王女がいました。彼女のいる世界――王国は、異世界より『勇者』を召喚し、救われました。
だがその勇者は魔王と相討ちて、果てました。
が、誰もその勇者を、彼を悼むことはなく、アンはそのことを不審に思い、そして――
勇者様のことを知りたいという願い、決意を胸に、アンは歩み出します。
その歩みは、故国を出て、異国へ渡り、そして――『王女』という殻を破り捨て、アンはさらなる先へと、勇者へと歩み、走り出します。
200話近く、80万字超(このレビュー投稿時現在)の大作ですが、それだけの見ごたえがあります。
かくいう私もまだまだ読み途中ですが、これからのアンの道行き、冒険にワクワクしています…続きを読む