「なのに諦めた」を含む小説

レジに、おにぎりとお茶のペットボトルを置き、尻ポケットから財布を取り出す。 「あと、33番ひとつ」 「合計、900円になります」 　財布から1000円札を抜き、店員に渡す。 「1…

2046年、世界に存在する26個のダンジョン、それを攻略する冒険者が人気の職業となっていた。冒険者の才能がない博人は周囲からバカにされ続け遂にはその道を諦めていたが目の前に世界2…

女神様が僕に異世界に行ってくれって言うんだ でも、僕は断った 姉ちゃんを置いて異世界とかいけないからな でも、女神は諦めない 僕はなぜかこの世界と異世界を行き来する事になっちゃう…

何度も人生をやり直すチャンスはあった筈だ それでも僕は同じことを繰り返してしまった。 自業自得と思う人は沢山いるだろう 何でこんな人生になってしまったのか、後悔だらけの人生 それ…

高校2年生の「瀬戸 恋」(せと れん)は 10歳の時に読んだ本がきっかけで、登場人物にでてくる女性のような人を好むようになった。だが、なかなか現れず彼は人を好きになることを諦めて…

　目を開くと、そこは白い光の中だった。 「…魔法、陣？」と女の子の声がした。 　ここはどこなのか。どうしてこの場所にいるのか。 　……何も覚えてはいない。 　俺は、自分の名前すら…

東京から田舎に転校してきた僕はふとした拍子でたぐいまれなる表現力を持つ桜原さんと出会い、知り合っていく しかし、彼女には大きな秘密があった。 「あの日、天が溶けて森を消してし…

「ヒロイン」として断罪と処刑の「生」を繰り返してきた。 この世界でも同じだろうと諦めていた。 今回はどんな「終わり」なのかしら。 ＊小説家になろう様でも掲載してます＊

めんどくさくて空気読まなくて偏屈な俺、箕島　凪妬(みのしま　なぎと)が、中高一貫校で、高校生になってから始まるラブコメ。

アヴィリア王国の王都スラム出身の『無名』はそれまで大多数のスラムの人間と一緒だった。 親無し、兄弟無し、身寄りなし。 天涯孤独な無名にとって、過酷なスラムで生きる道は一人で生き…

「何勘違いしているの？」 　何度も会いに来ていた相田ふなみへの愛の告白に見事撃沈した俺、渡会仁。 　演劇の練習で振られた傷をごまかすが全く癒えない時、幼馴染にしてノリで付き合っ…

幼い頃に村が壊滅したユーナはトーヤと二人で逃げ延び、二人でハンターとなっていた。トーヤは天才的な才能を見せ、あっという間にＣランクに。そんなトーヤを振り向かせたいユーナは最低のＥ…

賭博が合法化した現代に、一人の少年の存在が界隈で有名になった。 歳は15、東洋出身で特有の黒髪をした少年。その才覚は界隈を驚かせ、数多くのカジノでその才能を見せびらかしたという。…

周囲を高い山々に囲まれた世界で、人々は平穏な生活を送っていた。 しかし、近年失踪事件が頻出し、『魔女隠し』と囁かれていた。 四つの性質の異なった山々には、四人の女神が宿っており、…

聖女とは何か。 最後に国民を動かしたのはその答えだった。 王子に寵愛される貧困少女、国民から選ばれし貴族令嬢。 何方が本物の聖女なのか。 生きるために身売りをしていた少女エラは…

質問さんは憑く家を転々とする霊だという。ふとした時に突然現れて得体の知れない質問をしてくるらしい。質問への答えは適当で良いが、必ず答えを返さなければならない。さらに返し方にも注意…

以前書いた『僕と勝気なカノジョと顔も知らない許嫁』をGA大賞に応募して、評価シートで指摘されたことを参考にして改稿したものです。 　あらすじは以前のものと同じです。 　高校３年…

【最後ぐらいは常に笑顔で、冷たい言葉を慎んでいよう。たとえ、衣吹くんがどれほどの言い訳を重ねたとしても。】 一年と八ヶ月間続けた同棲を解消するカップルの、最後の夜までの短編です。

　木の葉天狗の子孫である境鳥隼人は親も家も何もかもを失ってしまった。 　妖怪の恐れるもの、それ即ち"人の気"。 　それらを祓うことを仕事とする祓い屋「人ノ気祓除協会」のひ…

富田《とんだ》　二郎《ふたろう》はごくごく普通のブラック会社勤めのサラリーマンである。 変わっているとすれば性癖でありドＭぐらいであった。 ある日、彼は娯楽（ＳＭプレイ）に興じて…