「蟲」を含む小説

人の心が記された本、心想書。 それは一人ひとりの『図書館』に収められ、刻々と新しい物語を紡いでいる。 もし本を傷つけてしまったとき、それは心を傷つけることと同じことを意味する。 …

かの高名なる虫愛づる姫君は、今日も都の草むらで虫を熱心に観察していらっしゃる。「蜂飼いの大臣」の二つ名を持つ父君と、静やかな母君は、そんな虫姫を見守り慈しんできた。 だが、今ま…

応募者全員サービスをただひたすら待ち続ける人の話。 カニバリズム、蟲描写、グロ耐性のない方はご注意ください。 5年くらい前に書いたもの。ホラー……なのか？

樹海(フォレストワーム)と呼ばれる多くの菌と蟲、感染獣が生息している地域があった。そこは、人間が立ち入ると生きては帰れない秘境だ。しかし、そこを通らないと隣の国までは一ヶ月以上…

　カクヨムコン3、読者選考期間終了まで一週間。今、ながやんが勝手に独断と偏見で選んだ名作達が、夢のクロスオーバーへ挑む！共に走り抜けた、創作仲間達よ…今こそ、カクヨムコン3の最後…

（主な登場人物） ○テパンギ（辺境の島国） ユズナ……テパンギの姫。武術に長け、女子力に欠ける。 シオン……王族を護るシノビ一族の猛者。ユズナの乳兄妹であり、ユズナ以外の人間を犬…

断崖絶壁の島国、テムスノー国。 テムスノーの王女であるフライア、そして彼女の護衛であるラディム。 彼らは蟲の姿が混ざった外見のため『混蟲（メクス）』と呼ばれ、人々から忌み嫌われて…

｢人食い通り魔惨殺事件｣より半年、人間世界では｢蟲男事件｣という謎の少女失踪事件が勃発していた。新聞を読み興味を持った綺堂壱紀は、小説、『蟲男』を発見する。夏芽も、親友のたかねと…

既卒の就活生が見る夢

ＪＫ肉壺切断とはとあるゴア系バンド名から借りてきました。許可は頂いています。 猟奇表現はイージーレベルから……ハードコアへ。 キャラクターに決まった呼称はありません。お好きなキャ…

「国つ罪」を断罪するため戦う彼らは、人々に「国つ神」と崇められる。 日本を襲った国つ罪の正体は「腐蝕蟲」と呼ばれる人。 人でありながら、人を捨てた獣は、国を崩壊へと導く。 国つ神…

村では最強の牙だったインユェ。しかし理不尽な選定のため、長の娘の代わりに後宮に宮人として入れられることに。后妃に仕えていないただの宮人にはお手当てが出ない！　空腹に耐えかね、後宮…

大戦の最中、空を割って現れた人間の敵『混虫』。混沌の彼方からやってきた彼らは世界を侵食しながら人間を捕食していった。そんな時代。混虫の脅威から人々を守る武装列車の姿があった。この…

【あらすじ】 夕方になるとイナゴの大群が校庭に吹き荒れる地獄中学に通う少女、柳さんは顔面白塗り少年の鎮太郎くんを愛するが故に、ひょんなことから人間をやめて海老になることを決意する…

『生きる為に強く在る』が心情の、虫の特徴を身体の節々に持つ蟲人の男と、行動を共にする少女との話。 暇つぶし程度にどうぞ

　「残念だけど、あなたに仕事を紹介することはできないわ」 　卒業式の終わったその足で職業安定所（ハローワーク）に仕事を求めて駆け込んだ鳴海だったが、とある事情から職業案内を断ら…

主人公（女） 友人I（男）

何故あの日、神は父さんと共に僕を殺してくれなかったのだろう。 何故あの日、僕は母さんと共に死ななかったのだろう。 そんな事を問うならば、早々に自ら命を断てば良いのに、僕は行く…