「第二次世界大戦」を含む小説

前（上下）・中篇（上下）・後篇で完結。 太平洋戦争時。長瀬遠子は軍港の街から赤十字の看護婦になった。 姉妹篇「黒いすずらん」https://kakuyomu.jp/works/…

【KAC2023】参加作品・４回目「深夜の散歩で起きた出来事」 太陽の沈まない夜、白夜のある日、 少年は一人散歩に出かけた先で、季節外れのサンタクロースと出会う。 故郷を離れな…

時は1941年。戦争の足音が迫る中、女学生幸子には憧れのお姉さまがいた

第二次世界大戦後、アメリカの属州となった日本を舞台に繰り広げられる異能系バトル！ 高校を卒業してコンビニでのアルバイトに精を出す十八歳のシオ・タマカズラ。 恋もしていない彼女は…

海に沈み、土に還り、空に散華した人たちが遺した今という世界。 その方々の献身によって遺されたものを、我々は今大事にしているのだろうか――。 最後まで目を通していただけたら幸いで…

　軍人たちが『魂魄接続』によって戦闘機ではなく『神神』を操縦して戦っているもうひとつの第二次世界大戦末期。亜米利加教国は爆撃天使ラファエルとウリエルをもちいて広島と長崎に『天罰』…

この世界には、万能微粒子(エーテル)と呼ばれるものが、あらゆる物質や生物の細胞内に存在している。 一般的な人間にとってそれは無害なものであるが、感受性を持つ人間はエーテルを自在に…

第二次世界大戦や第一次世界大戦に関連した物語等を妄想に耽りながら書いたものです。

家は代々灯台守の一族。 大正時代の終わりごろに生まれた双子の「僕」と「姉さん」は、一族最後の灯台守をしている。 音楽が好きで、歌が上手くて、笛を吹くのが好きな、自慢の「姉さん」。…

ドイツの都市ベルリン。第二次世界大戦での凄惨な市街戦の後、冷戦の時代に二つに分断された。 建設されようとする壁を飛び越える東側兵士を見つめる少女。 フランス人の母を持つ少女エミリ…

※本作品はこの世界の歴史とは別の世界の歴史を描いたこの世界においてはフィクションとされる作品であり、また歴史上の人物を扱う時現実と氏名を改変しているように、特定の国家・思想・人物…

一九四五年一月、第二次世界大戦も最末期に差し掛かった頃… 激戦を続けていた日独米軍の一部部隊が、前線への移動途中に突如として失踪した。 失踪した陸海軍将兵は、地球とは異なる世界…

第二次世界大戦時 名もない男が死に、転生した世界で再び平和と秩序をとり戻すための戦いに赴く

1940年のフランス。殺伐とした世界情勢の中、とある人物が小さなバイオリン教室を開いていた。一方、2023年の日本。世界的に疫病が蔓延する中、とある人物が音楽大学でバイオリンの研…

在日米軍が目論む人類初のタイムスリップ観測実験。それは第二次世界大戦末期に邪馬台国と思われる遺跡で発見されたスマートフォンから始まった。カギを握るのは一人の少女。しかし、そこには…

昭和六年の春 十六歳になる秋川千佳は、ある日突然訪ねて来た佐々木隆と出会う 『この人がお前のお婿さんだ』 父にそう言われ、千佳は今日初めて出会った軍人さんとその日のうちに祝言…

　第二次世界大戦下、ナチスドイツに国を奪われたオランダ女王ウィルヘルミナは、英国に亡命。そこから「ラジオ・オラニエ」と銘打ったラジオ番組を発信し、レジスタンスたちの精神的支柱であ…

　これは2022年に亡くなった私の母方の祖母が生前(おそらく私が中学生くらいの時)に記した手記を基にしています。 祖母が亡くなるまですっかり存在を忘れ去っていましたが、ふと思い出…

第9回角川文庫キャラクター小説大賞応募作品として3部構成で改定したものです。 第二次世界大戦終結から十年が経った昭和三十年代の東京の下町。 元陸軍兵士の浦井直純は戦争で妻や子…

この小説は、筆者の想像で、戦時におけるエピソードを書き記したものです。 第一次大戦から現代戦まで、幅広い時代において、戦の中を生きた人々の姿を描こうと思います。