「消す」を含む小説

　早くに大人になることを求められた二人の不器用な恋。 　全２話　 　早川（岩瀬）梨花……親の離婚で岩瀬から早川になる。母親の虚栄心のためにがんじがらめに生きる毒親育ち。 　高…

不倫なんてまっぴらゴメンだ。今だってそう思っている。 けれども、好きになってしまったのだから仕方がない。 燃えはじめた恋の火を消す方法なんて、ワタシは知らない。障害が大きいほどに…

人間の暗く強い欲望が〈代数能力〉という超能力を発揮する現代の東京。それらを用いる超能力者は〈ロレム・イプサム〉と呼ばれ、社会の暗闇に潜んでいた。 堅物なお人好し――主人公の有動航…

お蔵入りしたいつか書きたかった話。＊異世界から召喚された光の勇者が活躍し、魔獣や闇を操る術士達を退治して、平和な世界を目指すが…。という感じの話。＊ネタメモなので、内容は荒いです…

【はじめに】 これは、異世界から召喚された勇者が魔王を倒す話ではありません。端的に言うと、勇者と従者が紆余曲折を経て魔王城に囚われたお姫様を救い出しに行くお話です。 【あらすじ…

灰動機 それは、命の灯火を吹き消す影に対して、人々が生み出した唯一の対抗手段。 灰が全ての動力を担う、この世界。 少女は、ある任務を受け、灰色の空へ飛び立つ 灰が降りしき…

　シャーノ国の騎士として、まだ幼い第一王女クリュスエントに護衛騎士として仕えることを誓ったアイシュタルト。その日に誓った忠誠は、まだ見習い騎士ではなくなったばかりのアイシュタルト…

Rondo!　Rondo!　Rondo! 赤く塗られた石壁、窓は壊れて枠組みさえ残っていない。 少年は頬を赤らめて笑い、窓に座っている。 背景には緑の森林。 秋風が強く吹き…

　国家情報保安局に雇われた『イレイサー』のハルキとニッタは今日も遺物に憑りついた「モノ」をイレイスします。 　今回はイレイサーのアキとユウジが追う連続殺人事件からお話が始まりま…

　高校生の渚は大人になりたくない。どうしたら大人になれるのかわからない。否、ずっと渚は大人だった。しかし大人は彼女を時に子供として扱い、時に大人として扱うのだ。自身のどうしようも…

小さな集落で育った中田と赤木。中学時代、急に中田が赤木の前から姿を消す。そんな2人は電話で連絡を取るがすれ違うばかり。そして30歳を超えた頃、2人はとある約束を果たす。「別れ」と…

私の机には落書きがある。女性器と男性器を模したらしい稚拙なものだ。落書きを消すため誰もいない教室に忍び込んだ私は、クラスメイトの左藤ひまりと出会った。陽気でおちゃらけて、自分とは…

田中陽太はいつもぼんやりと生きている高校生だった。ある日、下校途中の橋の下で不思議な生物に出会う。身長五十センチほどの、ゼリー状の肌で覆われた、まるで人間の赤ん坊のような生物だっ…

天上院天下は朝の一時を優雅に過ごしていた。そして怪しい光と共に忽然と姿を消す。天上院天下は誰にも止められ無い。なぜなら彼が彼であるから。 天上院天下の異世界での１日が今始まる。

この裏社会には、最強と噂される殺し屋が二人いる。 誰にも気付かれる事なく標的を消す殺し屋、『鴉』。 標的がどこにいても追い詰め決して逃がさない殺し屋、『黒薔薇姫』。 そんな二人に…

★2023/8/26　レイクを主人公とするスピンオフを公開しました！https://kakuyomu.jp/works/16817330661891068369 ★2022/1…

帝都に戻ったハルキとニッタ。今夜はセントレイスデイ前日のイブ。帝都広場には大きなツリーが飾られ街は賑わいを見せている。 そんな中、ニッタはツリーに本物のゴーストが出るという噂を聞…

国家情報保安局に雇われた『イレイサー』のハルキとニッタは今日も遺物に憑りついた「者」をイレイスします。 上司のツノダに騙されて帝国北西にあるミャスト島バクトンの町に迷い込んだハ…

就職先の本屋が火事に遭い、無職になってしまったエイラは、仕方なしに冒険者になる。 右も左もわからない中、初心者向けと言われる、洞窟でのきのこ採取に向かう。 洞窟内で、バイスという…