ホワイトブリトルエフェメラル
涼猫
プロローグ
4月の春。
桜が咲き乱れる四つ校で、僕は出逢ってしまった。
真っ白な天使に。
触れたいと思った。
その白い肌に。
でも、触れたら雪のように、儚く、崩れてしまうんじゃないかと、思ってしまう。
知りたいと思った。
君のことを。
でも、天使の住む世界は、僕なんかが関わってはいけない世界だった。
ホワイトブリトルエフェメラル 涼猫 @8972yarumina
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