「椅子」を含む小説

二年前、孤島で起きた殺人事件。 生存者ゼロのその事件について、考察してくれと、そのスレは立てられた。 ※ノベプラ、アルファポリス、小説家になろうにもあります。

とあるカウンセリングルームの日常

ある日、一人の女性がお花探偵・麻里花（まりか）のもとを訪ねる。彼女の名前は雨咲雪奈（あまさきせつな）と言うらしい。雪奈はことさらに麻里花を警戒していて、なにやら秘密がある様子。そ…

健人はカゼ。給食のデザートにミニタルトがつく日だというのに。 そこに友達の浩からメッセージが届く。うらやましがらせるつもりかと思いきや、あまるはずのミニタルトがなくなったという。…

椅子に浅く腰掛けて頬杖をつきながら、彼女は窓の外を眺めている。周りのにぎやかな空気と隔離されたように、そこだけが妙に静かだった。 「あの子、転入生だってさ」 　ぼくの視線を追いな…

お父さんとの大事な約束の花の名前を忘れてしまった一宮悠人（いちみやゆうと）は、同級生の女の子に教えてもらい、ある家を訪ねる。そこは、花に関することならなんでも解決してくれる通称『…

これは一人暮らしをしている私の元にある手紙が届くことで始まった『恐怖』の物語

　陰府これに隨ふ(よみこれにしたがう) 　201X年の年の瀬、同級生だったKの死。画家の銀鶏(ぎんけい)は何も気に留めずに彼女のアイカと過ごしていた。そんな折、軽い気持ちで申し込…

「リバースカード、『手前の席の方が夜景が見える』を発動します。この効果により、『奥の席に座らせる』を無効化します」「なにっ！」「続けてリバースカードをオープン、『コートを受け取っ…

３０００文字以上の短い小説が出来たので、応募してみます。典型的な安楽椅子探偵ものです。

ある日の夜、一人コインランドリーへと向かった主人公の裕太。そこには先客の男性が一人いた。だが気にせず洗濯を始め終わるのを纏うと椅子に座るが、突然その男性から相談をされた。そして次…

「陛下の目は節穴でございますか？」 「いい度胸だ。誰にものを言っている」 呆れたような声にどすの聞いた声で皇子は未来の花嫁を威嚇する。 度胸？度は、物事の大きさを測る感じ。胸は…

憧れの女性の椅子になりたかった男 【モノガタリカタリ①】「江戸川乱歩」「夏」「思い出」「腸詰め」 より。

　それは俺が主だった執務を終えた、真夜中と言っても差支えない時間。寝る前に私室でゆったりと椅子に腰を掛け、簡単な書類に目を通していた時のことだった。 　コンコンと扉をノックする音…

とある喫茶店に置かれている一脚の椅子 その椅子に座った者は、五分も経たないうちに息を引き取るという 果たして、悪魔は本当に存在するのか・・・

秡銘(ぬきな)きぬは卒業式のあと、気がついたら知らないビルにいる。そこにあるのは机と椅子、案内図、エレベーターと謎のお姉さんだけ。なぜこのビルにいるのか。ここはどこなのか。このお…

　大学で活動するサークル『お笑い部』。 　その中に、大学でも名の知れた名物コンビがいた。 　彼らは部の内外から持ち込まれた『事件』を、漫才を使って解決するのである。 　そんな彼ら…

木瓜真来瞳と月小見人生はボケとツッコミを繰り返す。

女子高で起きたささやかな事件――。 推し活中の女生徒三人に起きた不幸な出来事。 兄に勧められた探偵事務所には、「ヲ探偵」を名乗る奇妙な男がいた。