「陽」を含む小説

　学校に流れている都市伝説に便乗して、鈴鳴杏は意中の人──駿河陽人に告白しようと考える。 　様々な考えを巡らせながら、彼女たちがたどり着いた答えと恋の行方は……

小さい頃から遊んでくれた兄(優輪[ゆうり])、だがある日突然姿を消してしまった。理由はわからないまま...それに納得出来ない陽(はる)は理由を聞くために行方のわからない兄を探す旅…

暗く長い空間は、この世とあの世、陰と陽、現世と異界をつなぐ分岐点。 日常がいつまでも続くと思っていたが、非日常はすぐそこに有った。 蓬田達雄は中学の同窓会に参加するために二十年…

挫折した人間が日の当たる場所に戻るまでの戦いを綴った物語…

現世は陰陽の二つの世界により成り立っている。一つは形ある物が存在する「陽の界」 　そしてもう一つは形のない物が存在する「陰の界」 　現代を生きる陰陽師の少女、月（つき）。彼…

私、真柄陽菜がある日謎の老人「天界の古術士」に告げられたのは…世界が終わるって言う謎の予告！ しかも此処は何処かとか知らないまま謎の剣を渡され…。 なんやかんやでロセイアという国…

数十億人もいた人間が数千万人にまで減った戦争――世界の崩壊日。それによって家族を失い、孤独に生きてきた高校生・彩美奈陽は、世界の崩壊日から世界を救った神に憧れ、彼を目指していた。…

　街にはこの日のために集まった人々が溢れかえっていた。露店が並び、道端であれどこであれ、楽器が掻き鳴らされ、人々が踊っている。鮮烈な色彩の服飾がゆらめき、伸びやかな手足の首で跳ね…

卒業式の前々日、三留千夢は喧嘩をしかけまくる幽霊の話を持ってくる。南雲一斗は桐生陽菜と三留と協力して彼についての調査を始める。が、それは三度目の怪異譚の入り口だった！　一斗は嫌悪…

　公園を散歩していると、花壇に向かってお辞儀をしているひとがいた。そこは公園の隅っこで、陽当たりも悪く、人気はない。もはや花壇ではなく茂みだ。 　そうこうしているうちに、そのひと…

　時は乱世が終わるころ。北国の小国、暮日崎ではある義賊が名を馳せていた。 　名を〝霊山の狐〟。金色の髪に狐の耳と尻尾をくっつけた妙な扮装ながら、目の覚めるような美貌を誇るその者…

幼い頃から独特の雰囲気を纏っていた陽芽《ひめ》は、躊躇いなく「友達になりたい！」と言ってくれた翔利(しょうり)に想いを寄せていた。 中学生になり、明るく人気者で、生徒会長。翔利の…

　琥珀様は、真っ赤な鎧のモンスターハンター。 　とある事情で、タワーマンションのペントハウス管理人になったボク桐生暁人は、そこに訪れる異世界の住人の世話をする事になった。 　…

主人公の雨宮雪《あまみやゆき》は妹がいる以外は普通？の高校二年生である。 勉学は普通、スポーツは少し、顔は中の上程度とお世辞にもモテるとは言えないが。少し特殊な性癖を持った人物で…

【お知らせ】 300PV突破しました。読んで下さった皆様に感謝を申し上げます。 【あらすじ】 生きることに絶望した少年、八代奏陽は、空っぽだった。誰にも愛されず、何も愛せない自…

少し先がわかる。こっちに行くと危ない。無理しても1本早い電車に乗るべき。そんな感じのことが、何故かわかってしまう。 カクヨム3周年記念選手権への参加作品です。 10日目のお題は…

妻は、行先も告げずにどこかへ出かけることが多かった。 「息子の七五三(陽)」＜https://kakuyomu.jp/works/1177354054888995429＞もあり…

身近なお地蔵さんですが、「お地蔵さんは怖いから、入れ込まないように」そんなことを聞いたことはありませんか？ カクヨム3周年記念選手権への参加作品です。 9日目のお題は「おめでと…

中学校1年生の時に交通事故で母を亡くした女子高生サツキ。母がシングルマザーであったため母の姉に引き取られることになったのだが、愛されることなく家を出ることに。学校まで辞めたサツキ…