ヤンデレが好きな兄はヤンデレな妹と…
黒たん
第1話 プロローグ
この話では主人公がどんな人物かを知ってもらうための話です
「お兄ちゃん…?その女は、誰?」
「違うんだ!これは!」
「私だけを見てくれないお兄ちゃんなんて…いらない」
そう言うと妹は俺を…
ザシュッ!!!
「やっぱりヤンデレはいいよなぁ〜」
そんな事をいいながらニヤニヤしてるのは俺、
「でもなんでヤン妹系の主人公ってこんなに鈍感ばかりなんだろうなぁ…?」
普通気づくだろとツッコミを入れたくなるが仕方ない、物語上そうでないと
この一幕を見れば分かるとうり俺はヤンデレ好きである
ヤンデレ好きな人なら分かるであろうあの追い詰められた時のゾクゾク感、それがたまらなく好きなのである
「それに自分の事を一途に好きでいてくれるのも可愛いんだよなぁ〜!!」
「はい!私はお兄様だけを愛しております!」
微妙に話が噛み合わない形で会話へ入ってきたのは俺の妹、
まず可愛い勉強もスポーツもできる、そして何を隠そう陽はヤンデレ妹であるそしてその対象は先の会話より分かるように俺、雪だ
なんで気づけたか?だって?そりゃあこんだけアピールされてたら…ねぇ?
「めちゃくちゃ嬉しいけど」
うんめちゃくちゃ嬉しい
結構割とマジめに
「相手が
「不満があるのですか!?胸は大きいし挟めますよアレを!お兄様の朝だ…まぁ試したので!それに完璧超人ですし可愛いです!」
こいつやばいこと口走ったぞ?しかもなんか途中聞いてはいけないことを聞いた気がするけど…
そしてあとのすごい自画自賛、こんな話俺でなきゃ引いてるね実際クラスのみんな引いてるし…
「お前らまたか…」
と言いつつ会話に入ってきたのは小学校からの俺の親友である…
まぁ俗に言うリア充ですはい、俺とは違ってモテるよこいつ?全く嫉妬してないけどね?
「よっ、ゆゆゆ」
「その呼び方やめろ?!」
仕方ないだろ
「小学校から何回言えばわかるんだお前はぁぁぁ?」
「やーめろーはなせー」
首が…まぁじゃれついてるだけだから痛いわけではないけどクラスの女子がキャーキャーいってね?
「俺はホモじゃないぞ?」
「当たり前だろ…何言ってんだお前?」
何言ってんだお前って顔された、てか言われたさてはこいつ鈍感か?
「周りみ「お兄様は私のです、例えそれがお兄様の親友であるゆゆゆさんでも気安く触れるのは容認できません」
ろ…
俺のセリフを遮って妹が割り込んできた
俺のセリフがぁ…
「ごめんごめん陽ちゃん、ほらお兄様は返すから見逃してくんない?」
こいつ親友を売ったぞ?
「分かりました見逃しましょう」
ウッソだろお前
「じゃあな〜親友!お幸せにっ!!」
薄情なやつだ俺はあいつを許さん今度何があっても絶対助けん
「さて!お兄様との時間を邪魔する奴はいなくなったので私のアピールの続きを…」
「すまん久しぶりの長文で疲れたからまた今度で」
「よく分かりませんけど…そんなぁっ!」
初めての小説ですが呼んでいただいた方が楽しんでいただけたらうれしいです
感想などお待ちしております
ちなみに挟んだだけなのでまだセーフです
ヤンデレっていいですよねぇ〜
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