「日常 短編」を含む小説

　本屋のバイトの友人が、サークル仲間とブラブラする話です （♯KAC20234 タグ、お題「深夜の散歩で起きた出来事」参加） ※短話連作ぽくいくつか続いています ・#1 坂の…

本屋を営む最中、あることに気づいた。 コーヒー豆の減りがやけに早い。 重い腰に鞭打って、やっとのことで買い出しに出掛ける。 本だったら、もっと身体が軽いのに。 道端で人間に…

高校受験を控えて。 自分の目標がなんなのか、よく分からない私。 クラスメートのように、恋をしているワケでもない。 主人公にはなれない。 私は、脇役でしかない。 でも、ちょっとだけ…

　とある国にいる、とある貴族の青年。彼の一族は、代々処刑人としての務めを果たしてきた。 　そんな青年を見守る彼女との、変わらない日常の話。

インスタントフィクションというジャンルの創作です。 400文字以内に自分の思ったままに「面白い」を描くという、簡単なルールで文章/小説を書いています。 自分の慣れ親しんだ書き方で…

落ちてきたもの。イケメンでも無ければ、かわいい子でもない。ってか、人間ですらない。……地球外生命体かよ……。

片道6時間の小旅行、その最初の旅程は転移陣（テレポート装置）までの散策。その途中で出会ってしまった蠢く影。その影は話しかけてきて――。

歯磨き粉の謎。

まだ少し肌寒さが残る深夜のコンビニで、僕は幼なじみのギャルと会う。 月渚（ルナ）は僕のことをからかうことを生業としているようなやつで、いつも困らされてばかりいる。 そんな幼なじ…

今日も今日とて、動画撮影中のブッコロー。 でも、彼はずっと背中の疼きが気になっていた。 ただただブッコローが、かゆい背中を掻きたいだけの物語です。 YouTube「有隣堂しか知…

KAC2023　第４回『深夜の散歩で起きた出来事』で書いたものです。特にオチその他はない、主人公さんにとっては日常の夜の一コマを描いたものとなります。 ホラーと言うより間違ったS…

仕事を終えて、帰宅する間の楽しみ。疲れた身体へのご褒美タイムに、欠かせないお供。それを求めて、翠は今日もコンビニへと足を向ける。

小説家と高校生のお話。『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』第四回用

寂しい独身中年サラリーマン、多喜田さんが深夜の散歩で出会ったものとは。 一人なら嬉しいが、物事には限度があるようで。 日常に浸食する怪異を描く読み切り短編。

私と彼との関係は1年経った今でも『恋人』なのか『セフレ』なのかよく分からない。私は彼と遊ぶ時間に重きを置き、彼は私を抱く時間に重きを置いてる。……面倒な話、ただそれだけの事だが、…

さくらもちの季節です。あぁ、美味しい←

高校生の「私」はテスト一週間前に差し掛かっても、勉強へのやる気が上がらなかった。そんな中、担任の先生からボランティアを募集される。場所は高校近くの山の頂上にある公園。「私」は消極…

【KAC2023 第3回 お題「ぐちゃぐちゃ」】【777文字】 魔法のあるファンタジーな異世界に転生した元現代人な飯屋の娘、デリシャ。これは、そんなわたしの家である『宿里木亭』で…

転移装置におけるバグによって生み出された『真っ黒な本』。 それは転移装置使用時には一定の確率で起こり得るものだが、ある意味では人災とも呼べる。 だって本は持ち歩けるもの。 …