「短編 SF」を含む小説

突然人類は驚異のウイルスに感染する。そのウイルスに感染したものは、性器が退化し繁殖能力を失ってしまうのだった。地球上の人々の大部分はこのウイルスに感染してしまい、男でも女でもない…

木花として執筆した短編作品となっております。 舞台は人類が滅び、全てが水に沈んだ少し未来。そこで暮らす人の意識と記憶を移植された一機の海底探査ロボットのお話です。

　わたしは酸化している。 　自分が酸化しているだなんて、恥ずかしくて誰にも言えなかった。 　家族も、友達の誰だって酸化していない。担任の教師だって、部活動のコーチだって酸化してい…

祖母の面会に来た高校生、榊護（さかきまもる）は 病室を間違えて鏡雪姫（かがみゆきひめ）という少女と出会う。 彼女は渇消症（けっしょうしょう）という、 水を飲まなければ骨すら残らず…

公園で彼女を拾った。 何かから逃げる彼女を介抱し、一緒に済んだ。 ある日、彼女の隠された過去を知り、正体を明かされた。 僕は、どうしていくべきなのだろうか。

近くて遠い二十四世紀かどうかはわからない『銀河』のどこかへ繰り出すセンチメンタル・ジャーニー。目まぐるしく移り変わる四季の中で、物語職人が鼻提灯の合間にエッセイを綴る。時は走馬灯…

あと七日で『コポス』という名のワールド(仮想現実世界)のサービスが終了する。ワールドが終了する際、肉体を捨て精神体のみとなった存在、通称『アストラリアン』は、事前に別のワールドへ…

どうやら交通事故の衝撃で転生してしまったらしい。 この世界が乙女ゲーム【クラリスと不思議な絵】に酷似しており、しかも自分が悪役令嬢だと気付いたのは、なんとゲームスタートの前日。 …

ある日エレベーターの中に閉じ込められている１匹のクモ（ハエトリグモ）を助けたぼく。 そして時は過ぎ、自ら命を絶とうとしているぼくの前に、かつて助けたクモが現れる―――― ※うつ…

わりとさらっと読める短編、読み終わったあとに窓の外を見て欲しい

どこともしれない地の水影の森という薄暗い場所に、不思議な生物が住んでいました。かれらは暗く黒い森を大事にし、穏やかに暮らしていましたが、ある日彗星が通過し、世界が照らされたことで…

リズミカルに読める小洒落たSF風短編。

クリエイターの自殺率が五十パーセントを上回るようになってから、数年。 政府は創作者保護のために、完全創作支援AIの配布を行った。

おばあちゃんが描き残した失恋を綴ったであろうデータを元に続きを書いた私。 子孫から子孫へ伝えられていくおばあちゃんのデータは予想外の方向へと行き、地獄大帝を倒し、宇宙をゼロから作…

思考実験から短編小説を書き起こしました。各話短編として完結しております。今後同様のプロセスで書かれる短編や、会話劇、思考実験等をときどき更新します。 最新話面白いよ！！

この世界を手中に収められる常軌を逸したチカラを得たらアナタはどうしますか？ ▶そのチカラを手に入れる 　いや僕（私）には無理だ･･････死ぬ！ 　 　興味ないね･･････

21××年。 科学技術の発達で、人間の脳と身体さえもWi-Fiで繋ぐ超ネット社会。 絶え間なく働くコンピューターを休ませるため、ネットワークを一時的に切断するのが大晦日の恒例行事…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330665504941695 　もとはとあ…

不思議な神様に 人生を委ねてしまった人間の 結末を是非楽しんでください。