「#童話」を含む小説

童話に見せかけたファンタジーSFの皮をかぶった古典懐古的ショート・ショート。

お父さんが大嫌いな小太郎。 小太郎に怒ってばかりで仕事が忙しくて構ってあげられない父。 だけど、お母さんはお父さんのことを「優しい人」と言った。 それを信じられない小太郎。 ある…

あなたには『朝の出社前に郵便受けを確認する』日課がある。 いつものように、郵便蓋を開けると、不思議なものが入っていた。 宛名も、差出人も、切手もない、真っ黒な手紙だ。

そこは世界のどこでもない場所。 幾億もの花が咲く場所で、孤独な花守が願うこととは。

すべては鬼の死体が横たわる島から始まった。 記憶もなく手には血のついた日本刀。 俺がなにをしたっていうんだ！？ ↓前回の投稿↓ 『この世界にルールが多すぎて死ぬ』 https…

昔々あるところにおじいさんとおばあさんがある日、おじいさんは竹を取りに行ってかぐや姫を拾い、おばあさんは桃を拾いました。 ※この作品は拙作【まほカン】の第87話の劇中で使用した…

１話完結。童話かぐや姫のその後の恋の物語。

子供向けのお話として書いてみました。 短編なので絵本とかにもいいお話になったんじゃないでしょうか！

よく散歩をします。そのときに見たいろんなものからチカラのようなものを受け取り、それがわたしのエネルギーとなって、やむにやまれずこころが動かされます。いちど覗いてくださると幸せです…

一匹の蝉は、自分が何者なのかを知るために、世界を見る旅に出た。

　あるところに一匹の三毛ねこの男の子がいました。 　名前をみけといいました。 　みけは、三毛模様のとても美しい三毛ねこでした。 　男の子の三毛ねこは、とても珍しかったので、みけ…

　本作は「アトピー性皮膚炎」「アレルギー」をテーマにした絵本原作となります。 　生まれながら全身に酷いアトピーを抱えているぼく。 　かきむしり、かさぶたができてもはいでしまい、…

「くろ」はいつもお絵描きの際には、沢山使ってもらっている。みんな、自分が今日はどんな絵に使ってもらったかを話し合う中、いつも尖った頭をしている、使われない「ももいろ」がいた……。

※2016年執筆。

下界の事など全く知らない天使達が、今日も、お花畑で戯れると......

あるところに、自分は何にでもなれるという傲慢な思い込みをしたキツネがいました。

「いいかい、ラプンツェルー」 塔の外には『王子』という怪物がいる、と教えられたラプンツェルはある日、窓から入ってきた鳩から手紙を貰い…

肉を咥えた犬と葡萄を諦めたキツネの話。

海辺にひっそりと隠れ住む魔女、レーラのもとを、ある日詩人の少女ノエが訪れる。 海の底へ行きたいのだと言う少女に、魔女は対価を求める。 その対価は──愛の物語。 魔女と、詩人の少…

雨と雪を操作する小人たち。 ふたりの軽快な仕事ぶりを感じ取って頂けたら嬉しいです。