「純文学 不思議」を含む小説

金・友・彼女・仕事、全てを失くした青年長政は、命を投げ出そうと橋の欄干に手を伸ばす。そこで不思議な老人に出会い温かく励ましてもらう。 ただ、文学を書きたかっただけの作者の自己満…

海沿いの街に住む私（杏）は久しぶりに高校の友達、凛に会う。 思い出話に花が咲く中、凛は次第に曇った顔行きになっていく。 私はその理由を知りながら、知らないふりをする。その時、昔一…

　週末の休みに、私はとある絵画展に足を運びました。ただそれだけだったというのに、これほどの音と光を浴びるとは思いもよりませんでした。 ＊カクヨムコン（短編賞）に出すために書い…

日々に葛藤する男性は、ある日不思議な体験をした。いつか誰しもが出会うかも知れない少女との一夜の話。

少女は止まっているものを指さして「うごいてないね」と言う。 少女はいつでも、どこにでも現れて言う。「うごいてないね」 青年はそれが何故止まっているのかを説いていく。 少女と青年の…

その日、公園に佇んでいた俺は、不思議な子供に出逢った。 導かれるがまま、俺が辿り着いた場所は……？ カクヨムWeb小説短編賞へエントリーしてみました。 よろしくお願いしま…

　人ごみの中。彼女は、名前も知らない一人の少女を追いかける。何日も、何年も。

ここはどこかに存在する猫たちの楽園～猫島～ 猫は九つの命を持つというらしいが、 この猫島では俺たちはその通り、九回記憶をつないで生まれ変わっている。 自分の猫生をどう使うかは…

世界には外側がある。そのことを知ったアカネは、心酔するバンドのヴォーカル「コダマ」の声と歌を後押しにそこへ向かう。今、世界の縁に彼女は、ピンクの塊となって、飛び出す。そこに待ち受…

なんで、悪いやつを殴ったらあかんのやろう？ 殴ったら負け？ 泣き寝入りしても、誰も助けてはくれん。 ーー暴力を一方的に悪とするなんて、どうかしている。 本橋荊は弟をいじめから…

誰にでも好かれる必要はない！ 私が私でいることに、とやかく言われる筋合いはない。

「それら」を失くした「俺」の話です。

死んだ「俺」を被って生活していたネクロマンサーの話です。 低温純文。

ちょっぴり前向き、ちょっぴり卑屈、ちょっぴりパチンコ好きの写真家、茅原佳那(かやはら かな)の一週間。そんな彼女の少し変わった、ありきたりで不思議な生活を切り取った大体エッセイ風…

幼なじみのサルトル仮称とシモーヌ仮称。 2人は縁があって結婚した。 不思議な古本屋でシモーヌが 金魚鉢を譲りうけるが… 長編

短い話はここに集めていこうかなと思います。 なんとなく書きたいと思ったら書きます。頭に浮かんだものを出来るだけそのままに。

砂浜を目指す勇者の不思議系低温純文。

容姿をを簡単に変えられる装置、「パッケージャー」。タァナはなりたい自分に服を着替えるようになっていた。そんなある日、同僚のエゥスから話があると言われ……。

「――絶対に寂しくならないおまじない、かけてあげる」 　家の引っ越しの都合で転校する日が迫っていた僕は、ある日、昼休みの学校の校庭で、いじめられっ子の優子ちゃんに突然チュウを…

ある男は、自殺に失敗して転げ落ちた穴の中で、美しい少女に出会いました。いつも不機嫌な彼女と、それを笑わそうと四苦八苦する彼の片想い純愛小説