「ファンタジー 詩」を含む小説

幸せの国の幸福な人々

月の欠片が見る世界

雨後の彼岸花の咲いた街で

透き通るガラスの街の春は穏やかだ

眠れなくて辛い夜が 息の詰まってしまうような朝が 不意に涙のこぼれ落ちてしまう夕方が 寝たくないと 朝が来るのが怖いと、毎晩 布団の横で泣いていた時 目をつむって、大きく…

乾いた金魚鉢からポチャリと音がした

真っ白なページを前に、何を書こう 純文学は少し難しい 歴史小説は知識が追いつかない SF？ファンタジー？果たして続くのだろうか とにかく何か書いてみよう 徒然なるまま、机に向か…

自作小説本のweb掲載 不定期連載 本作にはたしなみ程度のBL要素が含まれます(注意事項)

「好きになった女の子は、女の子が好きでした」 憧れを追いかけながらも、そこに上手くなじめない男子高校生、飯田希和。 彼が想いを寄せるものの、女の子にしか「好き」が向かない少女、…

※この小説に主人公はいません。 一話完結なので何話目から見ても大丈夫です 　 大体1000字以内ですぐに読み終わります。 文章が拙く意味の分からないと思う内容もあると思いますが頑…

自作のクトゥルー神話作品に登場する、あるいはその予定の者たちによって作られた詩、伝えられた歌、残された文——という体の詩集です。内容はクトゥルー神話と直接関係しないこともあります…

　怨念から生まれ、人々を脅かす存在・『怨霊』。 　彼らを滅し生者を守る使命を背負った者達・『討魔師』。 　舞台は現代日本。 　詩月は、代々討魔師として街を守ってきた一条家の次女…

吹奏楽部に入っている女子高校生。音詩炉琴波（おとじろことは）は、練習しても上達しない音楽というものに飽きを感じていた。しかし、退屈そうな顔をする琴波には好きなものがあった。それは…

二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。一人は泥を見た。一人は星を見た。 （引用：フレデリック・ラングブリッジ「不滅の詩」）

紅 璃茉(コウ リームォ)は17歳の女の子。 ある日、母親が伝説の『翼人(つばさびと)』である事が孟買麻(モウバイマ)国の軍にバレてしまい逃げる際に殺されます。 そして『翼人』の…

少女はある詩人を追っていた。詩の紡ぎ方を知るために。詩人は詩の源泉を隠した。真に詩を愛する者のために。 詩人を追う少女に偶然出会ったアルドは、共に詩人を探すうち、彼女たちの隠され…

廃墟の様な廃れていってしまう滅びの美って物悲しくて素敵ですよね。 侘び寂びにも通じるかな、ちょっと違うような気もします。 取りあえず、そんな感覚をテーマに、思いつくがままに浮かん…

昏く、儚く、美麗なるファンタジー物語詩。「灰の姫君の獣」ほか。気が向いたら更新。

　ギュスタヴ・ベキャベリは「ギュスタヴ・サーガ」の主人公で、前作最後にマリアを引き取り、自らは戦いを辞めてかつて手助けしたギルガン島を本拠地とするいなり総合商社の社長の職に就いた…