「#怪」を含む小説

夏休みを利用して近くの森で肝試しを決行する僕、西川、小室の3人を正体不明の怪異が襲う。

　皆さんは「村八分」という言葉を聞いたことはあるだろうか。村社会の中で、掟を破った者に対して私刑を与える……まぁそんな感じだ。いじめ、追放、傷害、果てには殺人。明らかに時代錯誤も…

　20XX年。突如地上に降り立った《天使》によって、地上の人類はどよめき立った。《天使》たちは選別と称して空に咲く銀の花《空中銀花》を全世界に放ち咲かせる。そこから出る青い花粉《…

　この山には、蟷螂女（とうろうめ）がいる。蟷螂女というのは山怪である。蟷螂女の名前は文字通り蟷螂虫に由来する。身ごもったそれはさながら虫のように己が夫を喰らうからだ。 【全３話…

今昔物語「水の精、人の形になりて…」のパロディ。改築中の無人の屋敷に、怪現象が起きる話を同僚たちから聞いた斉信と公任。噂では屋敷の池に夜な夜な女のあやかしが出現するそうな。真相を…

「怪」たちの目覚めにより、街が現実と剣士の時代が混ざり合ってしまい、街の子供は混乱に陥る。そんな中、元の世界に戻す方法が発覚し、その内容は「怪」を倒すこと。剣士の時代が見えるのも…

　以前より五・七・五で俳句や川柳のように怪談あるあるを綴る〝怪句（※川柳が一時期「俳風狂句（略して狂句）」と名乗っていたのに倣い「俳風怪句（略して怪句）」）〟なるものを ・『俳…

小さなころから、予知夢を見る女子大生、佐藤真理は視界が赤く染まる夢を見る。 その翌日、どこか聞きおぼえのある声の持ち主から話かけられた。 その持ち主は、工藤美咲。心霊オカルトを…

「この記者会見のルールを守って下さい。大体、何で、あなたが、この場に居るんですか？」 記者を、そうたしなめようとした人物こそが実は……？ 一体、この男は何者で、この記者会見では何…

【第１回】クトゥルフ神話の会 こんな面白そうな企画あったなんて気付きませんでした。(笑) 参加するのが締め切り最終日なので作品数は少ないですが、こういった切り口の作品は無ないで…

——現世に限り無し、故に不可無し。 ——奇跡に作為無し、故に不平無し。 ——奴隷に失地無し、故に不幸無し。 ——暴王に楽土無し、故に不滅無し。 ———————————…

　神奈川県・小田原の高校でオカルト研究会に所属する津山幸介(15)は、その活動の最中、魔獣による殺人事件―――人喰いの現場に遭遇する。 　魔獣に襲われ絶体絶命の状況に陥った幸介…

北原陽子は名門・明成学園高等部2年生。しかし学業に落ちこぼれ、目標を見失い、無為の日々を過ごしていた。新学期が始まったばかりの昼休み、彼女は目的もなく、学校の敷地内にある広大な森…

1時間で書いたものを投げていきます。 この物語群は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません 【簡易目録】 目の前に、ありえない姿の死体が転がっていた。………

他所者は俺ん家の蔵の地下から、なんか取って来い！　と蹴落とされた少年は、そこにあった座敷牢で化け物と出会いました。 さて、ここで問題です―― ◆ とっても美味しそうな自主企画…

去年の冬休み前からイジメから学校にいけなくなった「私」界ヒナタは、惨めな人生を送っていた。 せっかく入った中学も行けず、イジメにも立ち向かえず。嫌になった私は、災害によりゴース…

詩集『恥晒しポエジー或いはサイバー灯籠流し』収録の340篇から自選した悲劇と喜劇を交互にお届けします（書き下ろしあり）。鬱屈しすぎておかしくなっちゃった人の生(なま)の感情です。…

創作怪談。死んだ毒母の持っていた和人形は、いくら捨てても主人公のもとへ戻ってくる。 応援ありがとうございます！

百物語の七十六話目、四回生の一山は語り出す。「あたしの話は超シンプルで、この指がこうなった理由」