「ただわたしだけが」を含む小説

友人の明と美咲とハウスシェアをして暮らしている佐伯汐美。賑やかに集まって生活しているが、彼女には実家を捨ててきたという負い目がある。 家庭を顧みない父親、ヒステリックな母親、そし…

高校生の押尾信司(おしおしんじ)は、ある日放課後の教室で、 ひたすら地味で目立たないクラスメイトの女子・鈴木遥(すずきはるか)に声をかけられる。 「わたし、おもしれー女になりた…

【第60回「文藝賞」短篇部門落選作品】 中学二年生の「わたし」は、転校してきた彼「みちる」と出会う。埋められない寂しさが交差する教室で、わたしたちは成長していく。

ねえ、ちがうよ。 お礼をいうのは、わたし。 みんな、ありがとう。 大好きだよ。 ありがとう。 ＊鳥尾巻さま自主企画『瓶の中の手記』参加作品です。

信じてもらえないかもしれないけど、わたし、日本が好きです。

ご近所さんで幼馴染みの男女のもだもだ。 花粉症が縁で、久しぶりに交流ができた久仁子と秀春。 「なんだよなぁ。かわいいよなぁ。ずるいよなぁ」 ちょっと待って！ それって、わたし…

ある骨董屋で買ってきた皿を使っているうちに、わたしの体が妙なことになってきた。古い陶器に宿った呪いか怨念か。 公式自主企画「ご当地怪談」参加作。

　鏡を見るたびに、今が“その時”だとわかる。それはわたしだけではなく、皆がそうだ―――― 　うまく行かない現実のなか、どうしようもなく好きな人がいる。 　切ない恋の掌編です。

　ピンクと黒を基調として、リボンやフリルをふんだんにあしらった特徴的なファッション――地雷系。そういった服装を好みながら、中身は世話焼きな女子高生・雷原甘音が秘めた願望――「誰か…

わたしは思い立って美容院に行くことにした。 変わりたい。気分転換したい。 今までとは違う髪型にしよう！ そこに込められた思いとは？ ５分で読めるショートショート 隙間時間にどう…

たとえば、とりとめもない、けれどもわたしの胸をぽっかり空いたようにするこの感情をどこへ向かわせればいいのだろう。 ありふれた日常の些細な揺れを描いた短編小説です。

いきなり結婚、そのあと放置！ 夫の愛を手に入れるためにホビット族のユーリアンは立ち上がった！ そうだ、夫が寝言でいっていたハンバーガーとポテトフライを作ろう！　けど、それってなに…

第六回こむら川小説大賞に挑もうとしたわたしが、迫り来る締め切りを前に、 全くアイデアが浮かばず、白紙のワード文書を眺めるだけの苦行・逆境。 果たして逆境から逃れる術はあるのか！？

ねえ、おかあさん。 わたし、こんなだけど。 ねえ、おかあさん。 あいしてる。 ごめんね。 ありがとう。 あいしてる。

わたしは誰？　ねえ聞いてる？

ひょんなことから茉琳の体に入った茉莉。そんなことに巻き込まれていく翔。そんな1人と1位と1人のお話。 なんとなく お題をいただきましので。

今よりずっと未来の話。 メリーさんが大好きな奏は、メリーさんと電話するため、スマホを購入する。

「小説はこう書け！」みたいなことは言いたくない。書きたいように書けばいいと思う。 ジャンルは創作論・評論にした。他にいいのが無いから。でも、「論」をしたいわけじゃない。「論」を…

２０２２年のある日、めまいでぶっ倒れた時の話です。 ------- これはカシヲさんの配信でのわたしの投稿をしたものを転載したものです。 https://youtu.be/P…