「#文芸」を含む小説

地元の文芸賞に落選した小説を集めています。 しばらくは毎年続くことでしょう。

残業前、不意に感じた懐かしい秋の香り。密かに胸を高鳴らせていた思い出がよみがえる。そうやってつい浸っていた僕へ、楠木先輩が楽しそうに笑いかけてきた。 「金木犀の香りに思いを馳せ…

うちのクラスには、涙もろい女の子がいる。悲しみを素直に表現できる子が。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ　２０２４．０６．０３簡易チェック

おばけこわい。ついてきて。なんでも怖く見えるおとしごろ。 （※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ ２０２４．０６．０３簡易チェック

チョコレートのように、少し、ほろ苦い、お話。 短くも長く感じる作品に仕上がりました。 少しだけ、食べていきませんか。 「第34回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画」に参加…

大陸規模の何でも屋『導きの星協会』に所属しているカナタはちょっとした訳ありのちっちゃな子どもを抱えて日々をあくせく生きている。 世間さまは誘拐だの連続殺人事件だのに怯えているが…

4歳の誕生祝いの席、太宰治を水死体の人として知った「私」。 親が故人となり、実家がなくなる時、それを思い出しながら郷里に流れる玉川上水を訪れる。 変わり続ける街に故郷の縁を探すが…

文芸部に入部した高校生、真白瑠璃。彼女は読書を通じて、他者との交流を深めていく。 ※注意事項※ 本作は読書を題材とするため、既存の小説作品等の内容への言及を含みます。未読の方…

とある双子と幼児の話

悪役令嬢モノをこよなく愛する優衣は、高校の文芸部に入ることを決意する。小説の書き方を教えてもらおうとしたのたが、部にいた三人の先輩たちは執筆に興味が無くて……！？ 主人公 浅川…

大掃除の時、汚れた絵画を見つけた。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ 2024.04.12簡易チェック

いい天気の日は、洗濯したくなる。 （※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

シャイな少女は人見知りを治そうと、カフェでバイトをする。そこで手術を控えた一人の少女と出会う……。彼女は少女を励まそうと手紙を渡すのだが……。 22才の時に書きました。文芸部時…

こーんなに、可愛いんですよ？　こーんなに好きなんですよ？ ストーカーだって良いですよね？‪︎♡ ストーカー気質のヒロインと、そんなヒロインに惚れられた主人公のアンバランスラブコ…

双子でも得意分野が違うから支え合える。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

古川秀が少年時代の古川（以下秀）と生活を共にするようになって一ヶ月が経つ。秀は一か月前に古川のアパートにいつのまにかいて、そのまま居ついてしまった。古川がなぜ自分のアパートにきた…

ペットボトルを利用して、花を育てる。その日をまつプレッシャーを、花を待つ楽しみでやわらげる。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

会社の大先輩鯨井。若い時分からお世話になった彼。何も言わずに早期退職してから十数年。所属する文芸サークルでその孫娘と出会う蟹江。そこには恋愛と同等の想いに満ちた懐古感があった。

女二人はクラブイベントを抜け出して妖しく交わる。

　 　初めて武蔵野の月を見たときは驚いた―――それはあまりに空っぽだったのだ。 　空っぽ、というのはつまり、この土地だから、というものが何もないということだ。ただそこに月が浮かん…