概要
彼女から香る金木犀に、僕は夢中だった。
残業前、不意に感じた懐かしい秋の香り。密かに胸を高鳴らせていた思い出がよみがえる。そうやってつい浸っていた僕へ、楠木先輩が楽しそうに笑いかけてきた。
「金木犀の香りに思いを馳せちゃったの? あっは、乙女か~! で、どんなお話か聞かせてってば青野君!」
──先輩。そもそも今日の残業、あなたが原因ですからね?
「金木犀の香りに思いを馳せちゃったの? あっは、乙女か~! で、どんなお話か聞かせてってば青野君!」
──先輩。そもそも今日の残業、あなたが原因ですからね?
藤咲が泣いて喜ぶ…だけでなく、創作意欲がもりもりアップします💪
限定ノートは裏話や設定、SSを予定!
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