「夫婦」を含む小説

結婚は女の幸せか？ そんな問いは古い。 問いかけるんだから、幸せを構成する要素に決まっている。 だけれど、結婚してもしなくても女は不幸だと嘆く。 じゃあ、幸せな結婚の形は？

能の「砧」（きぬた）は遠く離ればなれになった夫婦のお話し。都へ行った夫を妻は故郷で秋の夜長に、砧を打ちながら待ち続けます。風情たっぷりの世阿弥の名作を、こちらでは夫婦のお話しでは…

納骨の時、昔庭にアカツメクサを咲かせた金魚のことを思い出した。納骨の帰りに植木鉢を買って、妻の骨を一欠片そこに埋めてみた。

とあるv-tuberにおくるマシュマロをついでにこっちにも放流してみよう、という思いつきで出来たのがこちら。 思いつきだから続くかは不明です。

明治時代に絶滅したエゾオオカミの夫婦が、現代の狼人間として生まれ変わりました。最初、彼らは、人間に復讐したいという気持ちを強く持っていましたが、あるできごとをきっかけにして、考え…

妻が亡くなった。 その年、初めて雪が降った日の夜に。 しかし、ある雪の夜、彼女は俺の前に現れた。 生前と変わらない笑顔を浮かべて。

俺の嫁は目が見えない。 結婚する前からずっとそうだ。 俺は見えていなくても彼女が好きだし、彼女も気にせずに俺を好きでいてくれると……思っていた。

鎌倉時代のある夫婦の悲しい物語です。一読の価値がありますよ！

　ついに王弟妃となったカリーナだが、相も変わらず殿下のお茶くみ係としてお菓子を作りつつ、次の新作を考える日々を送っていた。 　その毎日は今までとは全く違うけれど、忙しいながらも…

妻は大学時代のサークルの同期だ。 可愛くて面白くて飽きない存在。 僕が絵を掛けたらきっと妻のことを漫画にしてバズっていたはずだ。 漫画を描けないので、僕の妻のことをエッセイにして…

【このたび三食昼寝付きの契約花嫁になりました~魔法使いの嫁は簡単なお仕事です~と改題＆本編その後の番外編2本加筆で、アイリスNEO（一迅社）より発売中】故郷で勝手に人買いに売られ…

――――妙光院 静は、神造人間である。 魂を管理する女神によって勇者に選ばれた【シズ】は、超人的な肉体能力と強力な必殺技を放てる【神器アガートラム】を与えられ、異世界へ送り込ま…

ボランティアな実験（？）で入れ替わった夫婦の、ショートショートなお話です(ㆁᴗㆁ✿)。

『単身赴任しているお父さんの家に押し掛けてみた！』の続編に成ります。 　前作からの続きに成りますので、上記の作品をお読み頂いてから、本作品を読んで貰えると幸いです。 　家族を中…

しなくても、愛があればいいのではないでしょうか。それともやっぱりしなくちゃいけないのでしょうか。確かに愛情は有るはずなのに、この頃ご無沙汰な、廉野（かどの）夫妻はこんな感じです。…

夫婦愛を描きました。 友未哲俊さん主催、「おバカの里　第２回」書き下ろしです。

登場人物：夫と妻 夫婦仲も冷えつつある結婚10年目の夫婦。 ある日些細なことで喧嘩して、妻が家出してしまう。 その日は結婚記念日だった。 テーブルに残された紫陽花の意味は…？ …

つばきくんとひまわりちゃんシリーズの番外編SSのようなものですが、前後のつながりはまったくないので、これだけ読んでも「ああ、静岡県民は雪が降って嬉しかったんだなあ」というのが伝わ…

和雄とひかりは駅近のマンションで暮らす若い夫婦。 そんな二人は、３か月ほど前に隣の部屋に引っ越してきたユーチューバーのゲーム実況の声に毎晩悩まされていた。 そんな状況に和雄の我慢…

「さいとう　みさき」は二人いました。 でも今は一人での活動に戻りました。 理由は「妻は緑内障を煩わせた」からです。 だってこのままじゃ目が見えなくなってしまうから。 だから私は……