「現代 怪談」を含む小説

皆もすなる日記というものを、僕もしてみんとてするなり。ただ、単に日記を書いても、Twitterで呟いてるのと変わらないので……身近な頭おかしい連中を紹介するエッセイみたいにしてみ…

大学の夏休み、私はキャバクラで働いた。 そこで席に着いた、あるお客さんが私に奇妙で奇怪な話をしてくれた。 それは現代の暗黒に満ちた残酷な幻想譚。

感情と衝動のままに生きる人がいるように。 理性と計算で生きるものも、この世の中にはいる。 両者は決して相容れない。決して。

あのとき感じた『不幸』の感情。 あれは本当に『不幸』だったのか？ むしろほんとは――

異常な角度でせり上がる心臓破りの『筋トレ坂』。 ここを昇る者は『感謝』する。坂の助力によって、必ず。

港湾ヤクザの青山総会第８隊の桐山は、２隊のアルタから部下を貸せといわれていた。筋肉だるまの部下を。 地図：https://kakuyomu.jp/users/Tempp/new…

首輪をつけた不思議な烏。夜道を飛び去る不思議な鳥。 追いかけた先で待っていたのは、魔法のような出来事だった。

部屋の片づけは嫌。 親から命じられたら、もっと嫌。 でも片付けないと、もっともっと嫌な目に合う。

OLの理恵が終電を逃して歩いて帰っていると、ラーメン屋台を見つけた。 話しやすい店主に、理恵は日頃の愚痴をぶつける。軽い気持ちで、「あんなやつ、死んでしまえばいいわ」という言葉も…

子どものころ、近所にお化け屋敷はありませんでしたか？ そんなノスタルジックな思い出をテーマにした掌編です。 ※KAC2023参加作です。お題は「ぐちゃぐちゃ」。

ふと立ち寄った町の公園。そこに居を構えた一本の桜の木。 奇跡が起こるのなんて、案外そんなありふれた場所なのかもしれない。

北海道の漁村に引っ越した「私」は、海にせり出す半島の上に、地図に無い電波塔を見た……。

　私の母は、アルファツイッタラー。 　幸せな日常を切り売りしながら、引用リツイートで世相を斬りながら、強く、賢い女であろうとする。 　私は、そんな母のお人形。いいねとRTを稼…

現代の陰陽師・丹沢恭介のもとに「娘がぬいぐるみとしゃべっている」という相談が持ち込まれる。少女の母親は、なにか悪霊にでも憑りつかれているのではないかと恐怖するのだが――。

KAC20231 参加企画　第一弾 見知った通りに突如現れた見知らぬ書店『ダンケ堂』。 謎の男が一人で商うこの店には、奇妙な書物が集められていた。

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…

シンプルなホラーです。鍵はちゃんと持って出掛けましょう。 小説大好きVTuber 天野蒼空さん(Twitter：@sora_senden_777)の主催する「第３回空色杯」応募…

ある日、見たこともない異形―隠（おに）という存在に突如襲われた天見柚月（あまみゆづき）は、怪我を負った妹の奈留（なる）を背負ってあてもなく暗い森の中を逃げていた。 けれども逃…

父が学生の頃に体験したという話を元にしました。 ある夜、友人と夜更かしをしていると、ドアノブがガチャガチャと回った。 でもおかしい、このドアノブは・・・・ 設定には多少フィクショ…

オムニバスで奇々怪界な物語を、どうかご覧あれ なろうでも連載中