「寄稿」を含む小説

「僕は、タピオカは、絶対に飲みに行かない」妹にそう宣言したのが、昨日の夜のこと。 「お兄さん、一緒にタピオカを飲みに行きませんか？」妹の友人にそう持ち掛けられたのが、今日の午後の…

　高等部最後の年。 　後輩の琴音から、オードトワレを贈られた雅代。 　慇懃無礼で生意気で、それでいて確かな才能を有した希代の俊秀。 　メルセデスの助手席で、雅代は琴音への秘め…

この小説は、「裏　法務系　Advent Calendar 2020」にて企画されたアドベントカレンダーにおいて、12/24を担当する筆者が寄稿する、お仕事系 - 企業法務短編小説…

https://adventar.org/calendars/5318 へ寄稿したものです。

2004年に文学フリマで販売した「作家たちの夢束」という同人誌に寄稿した短編です。

かつてジャパリパークを訪れ、かけがえのない友達を作り、そしてその友達を失った少年。時が流れても、彼の心にはその時の記憶が引っかかっていて――。 ななみ隣さん主催のキュルル合同(C…

10年前に箱庭の修理を依頼されたエルフ族のニービスは、ようやく修理が終わり依頼主に届けに行く。弟子のオルヒデアを連れて街を経由し、依頼主がいるであろう場所まで足を運ぶ。その道中で…

少年カンナが出会ったのは、人を探す一匹の妖。 何十年も待ち続ける彼が語る、ひと夏の約束とは―― これはある一冊の本が繋いだ、出会いと別れの物語。 (本と出会いアンソロジー『邂逅…

Twitterのネプリ同時配信企画「ペーパーウェル」に寄稿した詩を収めています。

それは古いカセットテープで聞いた祖父の声。 森の奥で、友人を弔ったのだという。 誰にも見つからない森の奥で、鴉に食まれる様を見届けたのだという。 それを聞いて、僕は――。 本作…

私が好きになった人は、交換日記の君。 控えめで、運動と魔術は苦手で、目立たないタイプ。 歌が上手くて、クラシック音楽に詳しい。 読書が好きで、優しくて、人を想う気持ちは抜きん出て…

「ホラー小説を書いてみる気はないかい？」 若き女流幻想小説家である御陵彬《みささぎ・あきら》は担当編集者の黒野戒十《くろの・かいと》にそう誘われて、ホラー小説界の若き貴公子と名高…

チームLemoneの漫画合同誌「Lemone Express」に寄稿した短編です。 「目を覚ませば、誰もいない列車のボックス席に座っていた。 　ここはどこかと車内を見回してみた…

チームLemoneの漫画合同誌『美味しくめしあがれ♡』に寄稿した短編です。 現代へタイムスリップした忍者が、カップラーメンと出会うお話です。 読んだ方々、皆さん口をそろえて「カ…

チームLemoneの漫画合同誌『GAME START！』に寄稿した短編です。 口下手な高校生男子が、意中の女の子に、 「俺の家でゲームをやらないか」 と誘おうと奮闘する、ただそ…

チームLemoneの漫画合同誌『渡る世間は嘘ばかり』に寄稿した短編です。 直接的ではありませんが、性に関わる表現あり。 男子生徒と関係を持った女教師の物語です。 ニュースにもな…

巫女の家系に生まれた少女「レーヤ」は、村を護る精霊様に捧げる剣舞を踊るため、日々練習に励んでいた。 しかし、優秀で美しい母と自分を較べ、彼女は徐々に自信をなくしていくが――。 魔…

今は使われていない屋敷の蔵で、大量の人骨と正気を失った男性が発見される。 しかし、この蔵は密閉されていて、完全な密室状態だった。 男性と人骨はどこから入ったのか。 同人ミステリア…

庵野監督怒りの寄稿文から幕を開けた2020年。早速新型コロナウイルス感染症の流行によってシン・エヴァンゲリオンを含め相次いでアニメ作品の制作中断や公開延期が発表されており、サブカ…