「手紙」を含む小説

関西（風）家庭の１コマ。

不思議な物語は一枚の手紙から始まる。

どこにでも手紙を送ることのできるお店。 怜子は、そんなお店を見つける。 始めは、昔、憧れていた人に手紙を出すのだが、ふとしたいたずら心で、かこの自分に向けて手紙を書いてみた。 宝…

高校卒業から２３年が経った現在、新型コロナウィルス感染症で自粛期間中、不器用な男・真一が高校時代の夢を走馬灯のように見た。この夢が自粛期間中の真一に様々な影響をもたらしたエピソー…

【百合】 【殺人】 【書簡体】 【説明のされていない固有名詞の乱用】 執筆中の作品から抜き出した短い一篇ですので、あらすじは省略させていただきます。上記が気にならない方はお読み…

　帝國藝術文化大学の文学部に通う堂園朗《どうぞのあきら》は、片想いをしていた。 　直接告白できない奥手の朗は、ラブレターを書くことを思いつく。それもラブレターを代筆してもらおうと…

「感謝申し上げます」とだけ書かれた手紙が郵便受けに入っていた。 しかし、送り主の名前に見覚えはなく――

旧友から届いた手紙には「祟り在中」の表書きがあった。婿入りした旧家で耳にしたという猫の祟る井戸。奇談怪談の蒐集を趣味とする「私」はその話に興味を持つが――

こういう人間も存在します。ごく短い小説というか書簡のようなものです。名前や細部は変えていますが、本当にあったことです。 いろんな恋愛観や性別のありかたがあるんだ、というジェンダー…

ある日、こんな手紙が届いた。 『あなたに死刑執行をしてもらいます』 ◇◇◇小説家になろうより転載

　手紙が届く。 　 　送り主は、過去の命。 　一通、二通、三通、四通、そして—————。

桐畑家。父はエネルギー工学の第一人者として財をなすが、家庭を顧みなかった。三兄弟の長男、「桐畑篤士」は自己中で我がままな二十歳。主人公である次男の「悟士」は性格に問題のある高校二…

香鳴裕人さんの自主規格「同題異話SR」参加作品です。 「Dear　K」から始まるラブレター、書いたのは誰なのか、誰に宛てたものなのか。 と、書くとミステリっぽいですがすっかり…

「僕を殺してください」 　この物語はこの文章から始まる。 　新聞社に送られた茶色い封筒。 　封筒の中には手書きの手紙。

　拝啓、ロシア連邦・ロシア人の皆さん、私は一日本国民です。 　さて、在日ロシア大使館の方々、この手紙は貴国の言語、ロシア語に翻訳し、貴国大統領プーチン氏を含む政府中枢に届けるべき…

　売り出し中の俳優・Kに届いたバレンタインのプレゼントを、一つ一つ確認していくマネージャーたち。その中に、やけに親しげにKへ話しかける手紙が入っていた……。 　香鳴さまの自主企…

中学最後のバレンタインデー、タカシとカオリ、そして見えない彼女との三角関係？

ここは海と陸の割合が9:1の世界。 その「1」しかない陸も、いくつかの島となってバラバラに存在している。 　湊(みなと)はしずく島に住む少女。靴の製造を生業として日々を送ってい…

かみなりのおとし物：かみなりのせいで目が痛くなったカラスと、耳が痛くなったウサギは、ヤ子と病院へ。やさしくしてもらえるから病人っていいな、と思ったのですが。 豆笛ふけた：ヤ子はや…