「あーん♡ 短編」を含む小説

誰かの視線、それは誰の視線？ 短編ホラーで全３話、完結済みです。

愛の形は家族の数だけあって、それは丸みを帯びた形、歪んだ形、凹んだ形...。 本当にいろんな形があると思います。 ただ、その形は誰にも見えるものではなくて、まして無関係な家族の…

どこにでもいるような町娘、メアリ・ランフェス。けれど彼女はどこにもいない能力を持っていた。それは、未来予知。母と私だけの秘密……だったはずなのに。 ある日仕事中に視た未来では、金…

凡庸な第一王女エルシーは優秀な妹のリリーと婚約者のウィリアムに劣等感を抱いていた。女王として即位した後もそれは変わらず、二人の決定を認可するだけのお飾りの女王として周りからも軽ん…

今まで誰にも話したことがないんだけど、俺は子供のころ妖怪かなんか、そんな化け物に殺されかけたことがある。 　あまりに荒唐無稽すぎて、真実味がないと笑われてしまうような話だけど、よ…

久しぶりに再会した女友達から昔のことをチクチク言われた末、「堕ちて」しまう女の話です。

学生生活最後の1年 隣に立っていたのは頭のぶっ飛んだ虎女だった！？ これは主人公とヒロインの隣同士の関係が季節と共に変化していく様子を見守るこそばゆい短編ラブコメです。

エデルトルート・ルフテンブルグは社交界に悪名高い「侯爵家の我儘妹姫」だ。 姉のツェツィーリエを、氷の辺境伯と呼ばれ、恐れられる男のもとに嫁がせようと今日も必死に立ち回っている。 …

父さんと死別し、母さんが再婚して三ヶ月がたった。 俺は新しく夫となった愛理さんの存在が受け入れられず、よそよそしく接してしまっていた。 そんな中、最推し美少女コスプレイヤーであ…

天変地異が起きた。夏に雪が降り、空にはオーロラが輝き、日毎に大雨と雷が大地を襲う。世界はまもなく終わるらしい─緩やかで穏やかな、世界の終末の話。 最近見た夢を元にした短編です。ジ…

選択授業の古文でだけ会う原さんは、真面目でおとなしそうなのに、よく担当の盛下先生に噛みついている。きっと、原さんは古文が好きでたまらないんだろうな。 ※小説家になろうにも投稿し…

　君の記憶が失われていく度に、僕の鼓動は少しずつ聴こえなくなる。 　僕が死んでも君は忘れる。 　僕が万が一にでもこの世界から消えたとしても、君は僕のことを知らないまま世界を生きて…

みどろと読みます。数年前に書いてノベプラにあげたやつです。人は窮地で一体どういう選択をするんだろう、という作品です。読みにくかったらすみません。また少年をいじめてしまいました

【あらすじ】編集者の女性・小山内は「女性編集としか仕事をしない」という老人の作家・月岡の担当となる。 なぜ女性編集ばかりを指名するのかと訝しがりながらも鎌倉にある月岡の屋敷へ行…

「あたしと大和、血が繋がってないんだよ。兄妹じゃなかったんだよ」 春から高校三年生になる海羽は、もうすぐ大学に進学して一人暮らしを始める兄の大和に、幼い頃から隠してきた恋心を伝え…

「いやあ、だって、輸送機飛ばせないんですもん(笑)」 「順延にはならないんですかねぇ？」 「参加者も空港まで来れてない方いらっしゃいますしね。困っちゃったな。コンディション回復す…

俺には彼女が生まれてもできてない、何故なんだろう。

大切な家族のために、手料理をふるまうんだぴょん。 だって、今日は大切な誕生日だからだぴょん。 みんなの誕生日はどうぴょんか？ みんなが笑顔がいちばんだぴょん。

「俺さ、転生者なんだ」 　杯を傾けながら男は、唐突に言った。 　──勇者であるセレノアには相棒の男がいる、幼馴染でもある彼に「話がある」と酒場へ誘われた彼女だったが……。 …