「ぼくかの」を含む小説

わたくしよりカワイイ奴に逢いに行く――――。 千条院家の令嬢・星衣羅（せいら）は、小学四年生にしてカワイイカラテ・バトルのエキスパートである。自分の可愛さを力に変える格闘術〝カ…

人はいつだって過ちを繰り返す。過ちを辿りながら考えるのも人だ。次はどんな未来を辿ろうかと考え、その考えだって過ちなのだ。結局全てが過ちなのならば。ぼくらの存在が過ちなのかもしれな…

カクヨムロイヤルティプログラムを利用、第１弾！ ぼくちん……｜三角満《みつかどみつる》はある日、飼ってくれていたご主人様に捨てらたんでしゅ。 長雨の中、とぼとぼと歩いていると…

十七歳の高校生であるぼくは１年前から変わり、何もしない無気力な男子高校生になっていた。 しかし、心の中強いは思いと欲望ですさみ、荒んでいた。 思わぬことから幼なじみのゆりと特別関…

ひとまず、全掲しました。2020.6.17

ぱぱとままはとてもなかがよいです。 いつもいっしょです。 ごはんのときもおふろのときもおねんねするときもいっしょです。 ぼくはなかがよいふたりのことがだいすきです。

美雨さんの文章は、驟雨でもなく、霧雨でもない。一定の雨脚でぼくの心に降り注いでくる。極度に激しかったり、弱かったりせず、常に適度な質量の淋しさと、おだやかな美しさがその言葉たちに…

くだらない日々は浄化だ、浄化。そんな金にならない毎日は必要のある命の下へと送らねば。 夢で会える私。ゴミ人間であるぼく。

ぼくは死んでしまった。異世界に来たはずなのに、現実世界となんにも違わない日常。でも、ホントにチョコっと、現実世界と違っていた。そのチョコっとした違いを埋めるために、ぼくは命がけの…

あの日とは過去のこと。思い出した時間。そのあとの気持ちの変化。そんな山田太郎の人生の物語

形成者（オーガナイザー）と呼ばれる異能者たち。これは、そのなかでも天京（てんけい）を守護する上位の形成者・数冠者（ナンバーズ）たちの物語である――。 2002年夏、高校2年生のぼ…

　世界の主である五大創造神が英知と神技の髄を集め 　美食のためだけに造り上げた神々の食糧庫〝アルカディア〟 　生命体の源である五大魔素が濃いその世界は 　神々が美食を求めるあま…

都内で一人暮らしをしているぼくは、猫のしゃちょうと共に気ままな生活をしている。 そんなぼくの家に、ある日家出した姉が娘と共にやってきた。 毎日酒浸りでぼやく姉、その娘のみさきちゃ…

BL短編集です。 「朱に交われば」「東雲先輩と暁君」がオススメです。 一部エブリスタ、ムーンライトノベルズでも掲載中 「進路希望」 夏の夕方。陽一は、ある日年上の高校生、蓮（れ…

十五歳のタロー君は、廃墟と化した無人の都市で美少女アンドロイドのアビゲイル（アビー）と二人っきりで暮らしていました。 ある日、ドラム缶のような身体にジャバラの手足の、いかにも古く…

ひとり暮らしのツクモ。朝、彼を起こしてくれるのは、ロボットメイドの「エメト」だった。人型ロボットの実証実験、その被験者に選ばれたツクモは、エメトとの奇妙な共同生活を送ることになる…

　異形の姉を一人世話する「ぼく」の独白。 　一田和樹様の自主企画『第1回無貌賞　3千文字以下の「異形」の短篇を募集します！』への参加作品です。 　非常に読みにくい内容ですみませ…

ぼくの村には神さまがいた。 ぼくはその村で生まれ、その村で育った。十三歳で村を出るまで、ぼくは雪と霧の向こうにある世界を何ひとつ、知らなかった。

　三重県平田町。駅を出てすぐ、おでん横丁と書かれた看板を潜った向こうに存在する「不思議通り」。 　たった四軒だけ店が並ぶ小さな通りなのだが、その店主は揃いも揃って異能を使う、な…