霈に打たれたぼくちんは満たされる

カクヨムロイヤルティプログラムを利用、第１弾！

ぼくちん……｜三角満《みつかどみつる》はある日、飼ってくれていたご主人様に捨てらたんでしゅ。

長雨の中、とぼとぼと歩いていると、突然叫び声が聞こえてきたんでしゅ。


その声の先にいたのは、天使。

『あ、あの……雨宿りさしぇてくだしゃい』

思わず舌足らずで言ったぼくちんを笑顔で迎えてくれたのは君……｜羽鳥霈《はとりひさめ》。

君は本当に天使？　それとも悪魔？

某小説サイトのコンテスト『梅雨』『セリフ縛り』
応募作品。