「ふたりなら」を含む小説

国境沿いの戦乱を収めた異国の剣士に嫁ぐことが決まった、サヴォア伯爵家の令嬢は、しかしその婚姻を拒絶する。 そこで白羽の矢が立ったのが、伯爵の庶子であるユーリア。 彼女は髪と瞳の色…

全35章。舞台は名古屋を中心とした東海地区。ピュアで優しい女子高生かすみが、友人えりかの夢を追う姿を見て、自分も変わりたいと強く願い、動き始める――。2013年著。著者27歳の時…

「電車に乗って、遠くに行こうよ。地球が沈むところを見よう」 「ふたりで？」 「そう。ふたりで」 　その日は特に予定が入っていなかったし、悪くない提案だった。麻実はうなずいて、二人…

幼馴染の綾音から突然「好きな人ができたから料理を教えて欲しい」頼まれた康一。 それが意味する事とはつまり、ふたりの関係がやんわりと終焉を迎えるという事で……

同棲２年目の春に事故に遭ったふたり。 同い年のウミとハル。 ふたりだけの世界をどのように見ますか。 ４話完結。

海と山に囲まれた地方都市・時見町。高校生の羽山瑠璃は、ある夜、砂浜で妖精を見た。真っ白な肌、亜麻色の髪、宝石のような青い瞳。次の日、瑠璃のクラスにやってきた転入生こそ、まさにその…

ここは中央都市の道具屋さん。 暇を持て余す猫人のロイとドワーフのドゥラス。 おっさんふたりがどうでもいい戯言を今日も話しています。 物語などまったくありません。 どうでもいい話…

創作の百合小説です。 キス表現などありますので、苦手な方はお気を付けください。 ◎あらすじ バレンタインの放課後の、秘密のポッキーゲーム。 ◎登場人物 ・莉奈（りな）…少し流…

文具屋の引き戸が「悪い私」と「良い私」を分断してくれてしまった！ 肉体を奪った悪い私は、これまた悪い少年と出会い、夜が更けていく街を抜け出して――。

　下ネタまみれの日々を送る高校生、誠一と笑子。ろくでもないけど憎めないふたりの、ほっこりバレンタイン短編。 ※小説家になろうでも掲載。

「戦うイケメン」中編コンテスト 中間選考通過 　とある地方都市の盗賊ギルドに所属する少年と商人ギルドに所属する少年。 　ふたりの出会いは偶然か必然か―― 　境遇も立場も対…

毎日を無気力に生きる派遣社員の浅生。 ある土曜日の夜に社員の佐藤から電話がかかる。 ふたりは毎週土曜日の夜に電話をするようになり、徐々に親しくなっていく。

灰だらけの廃墟の奥で、黒い怪物を拾った少女の話。 人類が皆滅んだ後、何故か生き残った少女と人類が滅ぶ元凶を作った地球外生命体の幼体、何でか一緒にいるふたり。 結構前に骨組みだけ…

男ふたりに女がひとり。同じ職場で働きながら、それぞれの想いは三者三様。ちょっといいなと思っていたり、不満を募らせていたり、こっそりオトナの関係になっていたり。 そんな彼らが仕事帰…

中学時代に夢見た未来は、現実に呑み込まれて消えてしまった……はずだった。 二十年以上ぶりに再会した俺と俊哉は、少しだけ違う形で、それでもあの頃の夢を叶えることになる。 －－－ …

漱石千草。彼は｢普通｣の大学生の男の子。彼の周りには同世代達を中心にとても有名なインフルエンサーとアーティストの幼なじみ が居る。そんな幼なじみの彼らは双子である。 何よりも大切…

蒸気機関都市アンテルシアの片隅で零細郵便社を営むジェイクとケインのふたりは、夜な夜なこのアンテルシアを騒がせる怪盗であった。 しかし、美術品や宝石を盗む怪盗ではない。 彼らが盗…

群雄が割拠し、長らく内乱にゆれていたローデラン王国にもついに統一の兆しが表れる。 急速に勢力を拡大した英雄エリンデールが、最後に残った敵を撃破して内乱に終止符をうとうとしているの…

クラウディアは双子の妹のクリスティナに当主の座と婚約者を奪われ、辺境の地に住まう貴族の元に嫁ぐこととなった……。 よくある姉妹格差の問題かと思いきや、クリスティナの結婚式のとき…

「この辺りは既に調べてある。この星が地球そっくりに開発される下準備としてな」 　地球とよく似た惑星の市街地。 　その市街地を歩いていた、バックパッカーである老人と少女は街の近く…